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赤ひげ横丁―人情時代小説傑作選 (新潮文庫)

赤ひげ横丁―人情時代小説傑作選 (新潮文庫)

赤ひげ横丁―人情時代小説傑作選 (新潮文庫)

作家
池波正太郎
菊地秀行
乙川 優三郎
杉本苑子
山本周五郎
出版社
新潮社
発売日
2009-09-29
ISBN
9784101397283
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赤ひげ横丁―人情時代小説傑作選 (新潮文庫) / 感想・レビュー

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KAZOO

この題名は当然山本周五郎の「赤ひげ診療譚」からとっているもので時代劇の医術に関連した話が5編収められています。山本周五郎、菊池秀行、乙川優三郎、杉本苑子、池波正太郎らの作品です。すべて面白いというのか読ませるのですが、私は特に異分野の菊池さんの作品が一番楽しめました。伝奇小説の大家ですが、介護を通じての時代を超えた物語です。

2016/01/11

優希

医術をガジェットにした時代小説アンソロジーでした。どの作品からも人情と作家ごとのこだわりと感じます。面白かったです。

2023/03/11

のぼる

優さんのみ既読。 有名な周五郎氏『赤ひげ診療譚』正太郎氏『剣客商売』を初読み。『剣客商売』は一冊積んでるので、楽しみになった。 未読だがホラー作家のイメージの菊池さん、名前だけ知っていた杉本さんもよかった。『赤ひげ横丁』という題名からイメージする内容とは少し違うかも。

2020/09/21

みずたま

医療がテーマの時代小説アンソロジー。このシリーズは安心して読める。菊地秀行さんが名を連ねているのが意外でしたが「介護鬼」は良かった。映像化したらホラー作品になりそう。タイトルは山本周五郎の「赤ひげ診療譚」から。去定先生や登、赤ひげは未読なので読んでみたい。

2015/03/03

リュウジ

★5 医にかかわる(一つは介護)時代小説、5作品。そのうちふたつが周五郎氏「赤ひげ診療譚」と池波氏「剣客商売」からの一篇。両方とも読破していたからそう思うのか、名作はどこを切り取っても名作だということを再認識させてくれた。両作品とも再読したくなった。それ以外の3作品も秀作。ホラータッチで考えさせられる「介護鬼」、駆出し医師が医の在り方を見出す瞬間を描いた「向椿山」、遠く日本にやってきた外国人医師の使命をコミカルに描いた「眠れドクトル」。2泊3日の出張中にとてつもなく深い話が5つも読めたのは至福の時でした。

2019/12/22

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