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うそうそ しゃばけシリーズ 5

うそうそ しゃばけシリーズ 5

うそうそ しゃばけシリーズ 5

作家
畠中恵
出版社
新潮社
発売日
2008-11-27
ISBN
9784101461250
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うそうそ しゃばけシリーズ 5 / 感想・レビュー

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kaizen@名古屋de朝活読書会

「若だんな」の長崎屋の一太郎。祖母のおぎんは大妖で、仁吉は泊沢、佐助は犬神という妖(あやかし)としての名がある。鳴家(なりや)という妖もいる。話の中で、天狗だの山神だの、お比女という姫神も出てくる。やたらめったら理不尽なことをする訳では無いところに現実味がある。朝顔の話があちこちに出てくるので挿絵があると嬉しいかも。箱根に湯治に来たはずが、最後になるまで湯に浸かれない話。

2013/05/29

小梅

若だんなが初めて江戸から離れて箱根に!なのになかなか温泉に入れない(^_^;) 今回は頑張った若だんな。しかし若だんなは本当に優しいな〜ほのぼのします。

2015/01/11

ゆかり

自分にできることからやるという若だんなの姿勢に感銘を受けた。相変わらず体は弱いけれど、冷静さと優しさで、皆を説得しつつ励ましつつ、心は強くなったよ、若だんな!

2015/12/30

夜の女王

☆☆☆ 今回は長編。箱根へ湯治に行くことになった若旦那。が、磁石より強く若旦那に引っ付いて離れない仁吉と佐助が行方不明!?道中では怪しげな雲助にまとわりつかれ、誘拐され、天狗に襲われ、松之助は怪我、果ては地震に神様まで出没・・・なんとも賑やかな箱根湯治旅です。ご神託を曲解した地元民や藩第一の誘拐犯の身勝手さ、それを命までは取らないお比女ちゃん。優しい。妖怪より人間の方がよほど怖いです。笑いよりちょっとシリアスさの方が勝った巻でした。

2013/05/25

眠たい治療家

『しゃばけ』シリーズ5作目は長編。病弱な若旦那が湯治の旅に出て、それが発端となって大騒動となっていきます。旅の初めに二人の手代が居なくなり、初めから謎を残して話が進みます。そして徐々に謎が謎を呼び、最後に見事に収束します。相手があることは必ずしもうまくいかない。相手を想っていても、また想えば想うほどそんな時もある。自分に悩みがあるように、他人にもその立場にしかわからない苦悩も多くある。それは人でも妖でも、神様でも同じかもしれない。何よりも、身体は虚弱でも心は優しく、そして強く成長しているねぇ、若旦那。

2011/03/22

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