なりたい しゃばけシリーズ 14 (新潮文庫)
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なりたい しゃばけシリーズ 14 (新潮文庫) / 感想・レビュー
KAZOO
文庫本に新しくおさめられたので早速読んでみました。いつも時代物というと剣戟ものが多いのですが、この本を読むとそのようなことも忘れてほんわかという感じになります。相変わらず病弱な若だんなのために神様を呼んで、ということなのですが・・・。いつもながらのあやかしたちのキャラクターやまわりの人物も楽しいですね。
2018/01/28
sin
スピンオフ『えどさがし』で覚えた寂寥感は、生まれ変わりなどという不確かな望みに縛られたあやかし達を想ってのことであったが、それを払拭するかのように輪廻転生を約束する物語だ。若だんなに与えられた寿命は思ったより短いのかもしれない。さて本作品は人の身勝手…あやかしの一途…神々の戯れ、そして若だんなのなりたいはなに?
2018/01/18
hirune
薄っすらと既読感があると思ったら、単行本で読んでました。身体が弱くて滅多に外には出られない若だんなは、安楽椅子ならぬ 布団に埋められた寝床探偵として、あやかし探偵団の調べてきた事実を元に真相を推理します。とはいえ、犯人はお前だ!とかよりは 少しでもみんなが幸せになれるように心を砕くんです。というわけで、今回もほんわか優しい お江戸あやかしミステリーでした☆
2018/03/16
青蓮
大人気「しゃばけシリーズ」第14段‼安定のほんわかとした読後感。様々な形の「なりたい」をテーマにした5つの短編集。いつも寝込んでる超々病弱の若旦那ですが、どこか逞しくなってきた気がしました。しかし、あの外伝に繋がってるのかな?と思える部分があるので、切なさも漂います。
2017/12/10
bura
再読。読んでいて気がつかなかったが2018年に既読でした。長いシリーズものなので覚えていないのは得したのかな(笑)「病床探偵」若だんなの今回のテーマは「なりたい」。空を飛びたい、人になりたい、親になりたい等々、願望が様々な騒動を巻き起こす連作短編5話。そこには一貫した輪廻転生を中心とした人々のドラマがあった。神さまたちから問答された「若だんなは生まれ変わったら何になりたいのか?」の答えがほっこりさせてくれる。次作は未読の作品を読もっと!
2023/12/06
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