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おおあたり しゃばけシリーズ 15 (新潮文庫)

おおあたり しゃばけシリーズ 15 (新潮文庫)

おおあたり しゃばけシリーズ 15 (新潮文庫)

作家
畠中恵
出版社
新潮社
発売日
2018-11-28
ISBN
9784101461366
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おおあたり しゃばけシリーズ 15 (新潮文庫) / 感想・レビュー

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ぶち

第15弾になって、いつものしゃばけの雰囲気に戻ってきました(前々作、前作では、若だんなと妖たちの寿命の違いに哀しみを感じていました)。今作は様々な"あたり"をテーマにした5編。日本語の"あたり"には、良い意味も悪い意味もあります。富札が百両以上の大当たりだったのですが、それが招いた騒動は貧乏神の金次も辟易。栄吉の新作菓子・"辛あられ"の成功が招いた辛い結果も長い目でみればその方が良かったのかもしれません。お気に入りは「あいしょう」の偏。仁吉と佐助が長崎屋に来たばかりの小僧時代のお話がとても楽しめました。

2023/10/15

sin

おおあたり-責められるべきは惚れたの押しに心変わりの娘心か?その許嫁より菓子を選んだ男のワガママか?長崎屋の怪談-上出来、怪談ミステリー。はてはて-貧乏神の心持ちにほっこり。あいしょう-目的は同じ…。暁を覚えず-箸休めのような物語。毎回のテーマ連作で今回は“おおあたり”自分なら何を当てたいだろうか?貧乏神の手に入れたものが一番(^_^)v

2018/12/06

青蓮

しゃばけシリーズ第15弾。良い意味でも悪い意味でも「おおあたり」をひいてしまった者達のエピソード集。読後感のほっこりは変わらず。仁吉と佐助の出会いを描いた「あいしょう」が一番好きです。

2019/01/02

アクビちゃん

【図書館】しゃばけシリーズ第15弾!! 色々な「おおあたり」のお話し。おおあたり~と聞くと、良いことばかり思いつくけど、そんな事ばかりではなく… 栄吉の作ったお菓子、辛あられがおおあたりするけるども、許嫁とは結ばれないし… 畠中さん、可哀想になってきたので、そろそろ美味しい餡を作れるようにしてあげてください!!(笑) 五歳の一太郎を守りにきた頃の仁吉と佐助の「あいしょう」話しは面白かった♪ 

2019/05/15

優希

大当たりにまつわる短編集でした。晴れやかで読んでいて気持ち良かったです。

2023/01/07

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