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もういちど (新潮文庫 は 37-22)

もういちど (新潮文庫 は 37-22)

もういちど (新潮文庫 は 37-22)

作家
畠中恵
出版社
新潮社
発売日
2023-11-29
ISBN
9784101461427
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もういちど (新潮文庫 は 37-22) / 感想・レビュー

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bura

「われは一回凄く悪い子になってみたかったの」今回は天の星の代替わりの性で赤子となってしまった一太郎の話。赤ん坊となったが若だんなはかなりの早さで大きくなっていく。病弱の身体は元気になっており、野山を走り友達を作り、盛り場を妖達と遊び回り、健康でちょっと乱暴な日々を過ごしていく。生まれ変わった様な幼い若だんなだがいつものように様々な事件を解決していく。そんな20作目の五話の連作短編。しゃばけシリーズの中でも夢の様な展開で楽しめた。最終話に若だんなの仲間達に対する思いが込められていてぐっと泣けてくる。

2024/04/10

優希

ひょんなことから赤ん坊になってしまった若だんな。元気に成長していく様子が生き生きとしていただけに、結局元の若だんなに戻ってしまったときは切なくなりました。でも、やりたくてもやれなかったことが色々できて良かったね。

2024/03/23

けやき

しゃばけシリーズも20作目。今回の若だんなは「天の星の代替わり」に巻き込まれ赤ん坊に戻ってしまいます。ただし身体が丈夫になります。やったぜ、若だんな。その後、どうなったかは読んでからのお楽しみ。今回も堪能しました。

2023/12/04

ひな

しゃばけシリーズ第20弾。久しぶりに読んだこのシリーズ、もう20作になるのかと驚き。それにしても今作は若だんなが気の毒すぎた。天変地異に巻き込まれ、身体だけ赤ん坊に戻った彼が猛スピードで元の年齢に戻るまでのお話。せっかく丈夫な身体になってたくさん食べたり野山を駆け回ったり、これまで出来なかったことを経験出来たのに。成長後は元の身体よりはマシになって、仕事も少しできるようになるかなと思っただけに悲しかった。健康な身体を知ってしまってから元に戻るなんてどんなに辛いだろう。せめて今後の彼に幸せが訪れてほしい

2024/03/14

山猫

文庫に買い替え。かなり残念な感じの解説。

2024/01/09

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