人の死が見える能力を持つ少年。成長していく過程で彼はどんな答えにたどり着くのか 自分はなんでこんな自分で生まれてきたのだろう。自分が他の人とは違うような感覚や、周りに溶け込めないという寂しさを感じるときに、そんなことを思う気がする。『今夜、もし僕が死ななければ』(浅原ナオト/新潮社)は、少年が自分独自の感覚(能力?)を… もっと見る