読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ

常設展示室: Permanent Collection

常設展示室: Permanent Collection

常設展示室: Permanent Collection

作家
原田マハ
出版社
新潮社
発売日
2018-11-22
ISBN
9784103317548
amazonで購入する Kindle版を購入する

あらすじ

その絵は、いつでもあなたを待っている。人生の岐路に立つ人たちが辿り着いた世界各地の美術館。巡り会う、運命を変える一枚とは――。故郷から遠く離れたNYで憧れの職に就いた美青は、ピカソの画集に夢中になる弱視の少女と出会うが……(「群青 The Color of Life」)ほか。アート小説の第一人者が描く、極上の6篇。

常設展示室: Permanent Collection / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

鉄之助

味わい深い短編集だった。原田マハ、得意の美術モノ作品。読んでいながら「だれもが、心に常設展示室を持っている」と感じた。私にとって、常設展示の絵は? 東山魁夷の「道」かな、と思っていたら、最後の作品にその「道」が出てきたから、びっくり! この絵ができた背景に「(魁夷は)多くの物を捨てたんだと思います」というセリフ。今まで私が、何となく感じていたことをズバリ言い当てられ、同感、同感と思わず手をたたいてしまった。

2019/01/23

starbro

原田 マハは、新作をコンスタントに読んでいる作家です。著者の真骨頂、アートに纏わる短編集でした。オススメは、『群青 The Color of Life』& 『道 La Strada』の2作です。

2018/12/02

しんごろ

これぞ読みたかった原田マハ作品!たかが絵されど絵、絵ひとつで人はきっかけ、気づき、変化をくれるんだろうなあ。他の短編の存在が忘れてしまうほど、『道』がめちゃめちゃ良かったです。涙腺崩壊でした。

2019/02/25

ウッディ

ピカソ、フェルメール、ラファエロ、ゴッホ、マティスそして東山魁夷。一枚の名画から広がる6つの物語。タイトルは憶えていなくても、どれも見たことのある絵画でした。一つ一つは短い話で、ひねりのない直球ながら、じわーっと心に染み入るストーリーでした。特に生き別れた兄の優しさを一枚の絵から思い出す「道」が印象的でした。ベタといえばベタだけど、不覚にもウルウルしてしまった。いつか自分にも大事な一枚の絵が見つかるかもしれない。その時は心の常設展示室に…。

2019/06/30

R

アートや美術を舞台装置にした短編小説集でした。物語は、さほど舞台装置と関係はなく、人間関係や情動、恋愛にふられて丁寧にまとまっていて凄い読みやすい。コメディもあり、シリアスもあり、さくさく読めるいい物語を楽しめました。主人公たちの年齢が自分の歳に近いこともあって、共感できるところも多くて、感動をかみ締めた一冊でした。

2019/02/02

感想・レビューをもっと見る