KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

脳はこんなに悩ましい

脳はこんなに悩ましい

脳はこんなに悩ましい

作家
池谷裕二
中村うさぎ
出版社
新潮社
発売日
2012-12-21
ISBN
9784103331810
amazonで購入する

脳はこんなに悩ましい / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

やすらぎ🍀

無意識の私ってなに。なぜ私の脳なのに私のいうこと聞いてくれないの。暴走しちゃうし我慢できないし。脳はこんなに悩ましい、を解きほぐす本。…脳への刺激によって多様なホルモンを分泌する人体の不思議。なぜ自然が美しく感じるのか。音楽に心地よさを感じるのか。世の中が便利になったからといって、脳の悩みが減るわけではない。精神衛生的に不自然な日常の中で脳とどうやって付き合っていくか。…池谷氏と中村氏の遺伝子診断では先祖のルーツが明らかに。本人の行動嗜好と遺伝的結果は必ずしも一致しない。生い立ちによって性格は形成される。

2019/10/31

美登利

次作を先に読んでしまっていたので、うさぎさんの知識が半端ない!という感動は少なくなっていましたが、文句なく面白かったです。遺伝子検査は発刊された頃よりも格段と費用も下がり手軽になっている気がします。それでもお高いけれど。若い人だったらこれからの自分を知るためにもやってみたいなと思うでしょうね。自分のルーツってワクワクするものね。目からウロコの内容が今回もたくさんあって楽しかったです。この後うさぎさんが難病を患われましたがそれは検査では出なかったんだよな…。

2019/07/06

かわうそ

★★★★★とても示唆に富む本であった。詳しい話は読んでほしい笑。中村うさぎさんはなぜこんなにも鋭い指摘を思いつくのか。うさぎさんと池谷准教授は遺伝子診断をアメリカの会社に委託した。そうすると、うさぎさんはとても優れた創造の遺伝子を持ってることがわかり納得笑。それにしても最近の本には珍しく膨大な文献が巻末に記されている笑。池谷准教授の恐ろしい論文の読み込みに鳥肌が立った。ゴッホが優れた芸術家であったのは共感覚であったからだという。なるほど、共感覚を持っいたというのであればあの変な絵も納得が行く笑

2017/01/02

アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯

中村うさぎさんと脳研究者池谷祐二さんの脳科学についての対談集。タイトルのように悩ましいセックス時の脳の話、虚言癖の人は子供っぽい?、覚えるためには出力が必要(見て覚えるだけよりも小テストなどで出力した方が記憶に定着する)、進化には理由なんてない?、サッカー予想の当て方、不平等は自然の流れ?などなど。中村うさぎさんが脳についてや、科学的なことに詳しいことが意外だった。お2人のDNA診断も、おもしろかった。そんなことまでわかるのか。自分でもやってみたくなった。

2015/11/25

matfalcon

エクスタシーの瞬間、脳は何を感じているのか? 中村うさぎが人気の脳研究者を徹底尋問。限界ギリギリ、超アダルトな男と女の脳科学について語り合う。『小説新潮』『波』連載を大幅修正・加筆して単行本化。

2018/09/02

感想・レビューをもっと見る