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出版禁止

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作家
長江俊和
出版社
新潮社
発売日
2014-08-22
ISBN
9784103361718
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出版禁止 / 感想・レビュー

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starbro

王様のブランチのブックコーナーで存在を知り、図書館で予約しましたが、出遅れのため、ようやく読めました。長江俊和、初読です。著者の仕掛けを全て理解できた訳ではありませんが、面白さは十分味わえました。シリーズの「連載禁止」や「放送禁止」も読んでみようかな。ところで強烈な負のオーラを纏った薄幸美人は、世の中に存在しているのでしょうか?もし居るならお目にかかってみたいです!

2015/09/04

Yunemo

何なんでしょうこの感覚。当初、「視覚の死角」という言葉に惹きつけられて、このルポを解き明かそうとの想いで読み進んだのですが。いわゆるルポらしく過去の心中事件との整合性を追究したりして。なぜこんな結果に、結末になってしまうの。文章にいろんな仕掛けがあったのですか。それをこれでもか、というぐらいに突き詰められて、そこではじめて気付くという二歩三歩も遅れてた読解力。それにしても、背景は理解できるのですが、何故に正常な感覚だったはずなのに、病んでしまうの。ちょっと落ち込みながら読了というところですか。

2014/11/16

徒花

おもしろかった。とある男女の心中事件の真実を追いかけるルポライターの手記を著者が見つけたので、それを公開したという体裁をとっているのが、まずそこで現実と虚構の境界を曖昧にさせる。何個かのどんでん返しがあり、そのすべてがしっかり明らかにされないのは本来は好みじゃないが、本作の場合、設定に伴う不気味さに後味を残す意味ではありではないかと思う。じつはこの装丁そのものが物語を読み解くキーになっていたりするあたりも小憎たらしい感じ。後半は一気に読まざるを得ない。

2017/09/21

barabara

おもろかった!擬似ルポっぽい文体が冒頭からゾクゾクさせる。不気味な…でもこの先の何かが知りたくて好奇心には勝てない。ラストの流れは使い古されたホラー寄りの稚拙とみるか、入り込んではいけない恐怖の沼に呑み込まれるか、はあなた次第…完

2014/09/11

ナイスネイチャ

図書館本。普通にミステリー小説として面白かった。色々ヒントがあったみたいですが、そっちの方に注力しているみたいで、そこは余計だったかな?結末はグロかったですが・・。

2015/08/31

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