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This is 江口寿史!! (とんぼの本)

This is 江口寿史!! (とんぼの本)

This is 江口寿史!! (とんぼの本)

作家
江口寿史
芸術新潮編集部
出版社
新潮社
発売日
2023-08-02
ISBN
9784106023040
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This is 江口寿史!! (とんぼの本) / 感想・レビュー

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starbro

40年ほど前に良く読んだ江口 寿史、新潮社のとんぼの本シリーズで江口 寿史の本が出版されるとは思いませんでした。 再評価されての第二のブームが到来しています。もう白いワニは登場しなくなったのでしょうか❓ 懐かしい「パパリンコ物語」第1~3話が掲載されています。 https://www.shinchosha.co.jp/book/602304/

2023/08/01

ぐうぐう

本書によると、2008年の『キャラ者』以降、まとまった漫画は描いていないとのことだが、江口寿史は漫画を描かなくなってから、絵がどんどんとうまくなった印象を受ける。それはつまり、ストーリーでもネームでもなく、画オンリーで勝負しなければならないイラストが江口の仕事の中心となっていることと関係しているはずだ。漫画家が漫画を描かなくなって絵が上達するとは、なんとも皮肉な話ではあるが、実際、江口のイラストはどれも驚くほど洗練され、上手く、何より魅力的だ。ここで対照的な人物として、鴨川つばめがいる。(つづく)

2023/08/24

kei-zu

イラストの掲載は控えめだが、ライブドローイングの実況など資料性は高い。同業者の心やすさからか創作の本音がでる大友克洋、池永康晟たの対談も楽しい。「僕は10代から20代に向かうあたりの女の子の無敵な感じにすごく憧れがあって、絶対かなわないって気持ちがある(江口)」。本書の後半は、中断の「パパリンコ物語」。上記対談に出てくる「鼻の穴」の描写に試行錯誤が見て取れます。

2023/12/23

阿部義彦

新潮社、とんぼの本からとうとう、江口寿史さんの特集号が発売です。とんぼの本で漫画家を取り上げるのは私の知る限りでは、つげ義春、萩尾望都についで3人目かしら?(自信は無いです、カタログ総捲りすれば分かるはず)自身の仕事場やイラストの仕上げに関する手順の公開、そして大友克洋との対談など、そして近年さかんにやっているライブスケッチをガチンコでそのまま、収めてます。何よりもの目玉は、作者の意向によって今まで単行本に未収録だった『パパリンコ物語』全10話の内冒頭3話を完全収録!あの頃のギャグセンス!堪らんです!

2023/08/15

marumo

「ひばりくん」が中学生の頃始まって、少年マンガでこんな可愛い絵があるんだ〜って驚いたものです。相変わらずかっこいい絵ですねえ。女の子好きというより10代の女の子の無敵感に憧れているとか。姿がだらしない子を見ると、俺がお前だったらもっとちゃんとする‼️と思うらしく何だか可笑しい。ライブドローイングが人気だそうてす。日本画家池永康晟との対談で、アラフォー女性達に「なんで私たちを描いてくれないの」言われるけど「無理言うなって思いません?」だって。なんか納得。両氏とも自分の設定が25歳だ止まってるんだとか。

2024/01/09

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