KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

シティ・ポップ文化論

シティ・ポップ文化論

シティ・ポップ文化論

作家
日高 良祐
柴 那典
加藤賢
宮沢章夫
川村恭子
輪島裕介
小泉恭子
大和田俊之
金悠進
楠見清
江口寿史
出版社
フィルムアート社
発売日
2024-02-23
ISBN
9784845921416
amazonで購入する Kindle版を購入する

「シティ・ポップ文化論」のおすすめレビュー

1970~80年代の「シティ・ポップ」音楽がリバイバルした背景に迫る。東京都立大学で開催された人気講義が書籍化!

『シティ・ポップ文化論』(日高良祐:編集/フィルムアート社)

 1970~80年代、「シティ・ポップ」。こう聞いてどんなイメージをするでしょうか。はっぴいえんど、シュガー・ベイブ、荒井由実(松任谷由実)氏など、代表的アーティストを挙げればきりがないですが、国内外のミュージシャンやリスナーから再発見され、シティ・ポップというジャンルが世界的に認知、そのブームが2010年代から今日まで継続しています。

 2022年に東京都立大学で開催され大きな話題となった連続講義を書籍化した『シティ・ポップ文化論』(日高良祐:編集/フィルムアート社)は、多角的視点でそのブームの分析を試みている一冊です。

 冒頭、音楽ジャーナリストの柴那典氏の章では、シティ・ポップが一過的、瞬間的な「バズり」のような広まり方ではなく、比較的長期間をかけて、模倣や文脈の改変も含めながら広まっていく「ミーム」的要素があることを指摘しています。

 柴氏はシティ・ポップの定義に言及する際に「KnowYourMeme.com」という英語のミームデータベースの記述を参考していますが、本書の各所で、海外…

2024/3/12

全文を読む

おすすめレビューをもっと見る

シティ・ポップ文化論 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

阿部義彦

私の贔屓のフィルムアート社の単行本。東京都立大学でコロナ禍の22年にオープンユニバーシティとして、オンラインでのリアルタイム配信で行われた講義録です。曲そのものより、文化的背景に重きを置いてます。「ヴェイパーウェイブ」がキーワードでそこで遅まきながら、今丁度ハマっている、『ワンオートリックスポイントネバー(OPN)』に触れられていてタイムリーでした。フィジカル派なので、最新CDは買いましたが過去作が手に入りにくかったのが来日記念で廉価盤で並んでて、喜んで買い揃えてます!江口さんのアート界隈の雑談も良かった

2024/03/06

ますりん

江口さんの表紙で目を引き、帯に輪島さん、大和田さん、そしてなんと宮沢さんの名前が入っている時点で迷いなく購入。最近気になってしょうがないテーマのひとつ、「捏造されたノスタルジー」のヒントが満載でした。 日本の80年代へのノスタルジーの源泉には、(幻想かもしれないという前提で)ミドルクラスを中心に社会全体が豊かに見えたあの頃への憧憬がいくぶん混ざっているのか等、今目の前でどう見たらよいのか難しいテーマに対しての気づきとヒントが満載です。そして改めて宮沢章夫さんという余りに稀有な才能に合掌。

2024/03/17

感想・レビューをもっと見る