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検索禁止 (新潮新書)

検索禁止 (新潮新書)

検索禁止 (新潮新書)

作家
長江俊和
出版社
新潮社
発売日
2017-04-14
ISBN
9784106107115
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検索禁止 (新潮新書) / 感想・レビュー

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kinkin

ネット世界のタブーとして「検索禁止」キーワードがあることを知った。このキーワードを入力するとグロかったりウィルスのサイト、都市伝説にまつわるサイトが閲覧できるようだ。かといって大まかなこともすこし書かれているので特にそれを見たいと思わない。あとは実際にあった事件がどのような映画や物語に結びついたか、超能力や因習にまつわる話でこのあたりは鈴木光司や横溝正史にも影響を与えたという話。結局は人は「死」や得体の知れないものに対する畏怖がつきまとうものだと感じた。

2017/05/17

マエダ

人は自分の行動を、常に自分の意思で選択したいと考えている。束縛されると強いストレスを感じ、早く解放されたいという心理が働く。この心理的リアクタンスを集めたような本書。昔なら好きなジャンルだったが今は少し物足りない。間違いなく老いであろう。

2017/05/05

HANA

ネット上に溢れる怖い話や、現実の事件などを紹介した一冊。この手の言説を分析したものとしては『ネットロア』という先行した文献があるため、どうしてもそれと引き比べてしまう。というかこれ各種事件とかを紹介するエッセイであって分析ではないよね。紹介されているネット上の怖い話も「くねくね」や「コトリバコ」、現実にあった事件も「ソニー・ビーン」や「エド・ゲイン」とこの手の話に興味がある人にとっては有名処どころか常識の範疇であるものばかりだし。著者の小説に関しては裏話的なものもあり、読んだ身としては楽しめたのだけど。

2017/04/19

眠る山猫屋

たぶんこの作者さんはこれからの人だと思う。やってることは非常に興味深い、ただ如何せん文章力がまだ普通。調査によってリアル感を狙うならば、調査力が足りないように感じた。コトリバコなんかはキチンと裏付けが書かれていて好印象だったのだが。横溝正史さんの家族履歴なんかは素直に良かった。

2017/10/10

たぬきごんべい

個性的でオカルトチックな放送作家で禁止シリーズの作家が初めて書くノンフィクション。番組や出版する過程で知り得た知識を上手に纏めてある。本好きな人は知的好奇心旺盛な人が多いので、そこのツボを刺激して怖いもの見たさを満足してくれる。長江作品とは知らずにTV等で触れてた「コレ知ってる」という事件から、「全然知らなかった~」っとググってみたい事例まで盛りだくさんです。この本読んでも「検索禁止」ですよ~(笑)★4.5

2017/11/25

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