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イオニアの風

イオニアの風

イオニアの風

作家
光原百合
出版社
中央公論新社
発売日
2009-08-01
ISBN
9784120040443
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イオニアの風 / 感想・レビュー

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ダイ@2019.11.2~一時休止

ギリシャ神話がベース。光原さんなのに長編(しかも2段組でボリュームあり)しかもミステリーでなく冒険もの。序盤ちょっと読むのに苦戦しましたが後半は楽しくなってきました。読み終わってから表紙見るとイイ感じ。

2017/09/15

みっこ

ギリシャ神話をモチーフとしたファンタジー。高校時代世界史が大好きで、でもギリシャ史は苦手でした。本作もやっぱり名前で苦戦。それでも読み切れたのは、とにかく面白いから!人間は今も昔も愚かで、だからこそ愛すべき種族。神々もどこか人間くさくて生き生きしてるのが楽しい。トロイア戦争も良かったけど、一番はナウシカアとテレコマスの話。素直になれない二人がじれったい。旅の過程は冒険小説のようで、ドキドキしました。パラメデスの正体ににっこり、後書きを読んで納得。メドゥーサの逸話はオリジナルかな?切なくて、でもお気に入り。

2015/12/08

ちはや@灯れ松明の火

遥か昔、人と神の住まう世界が分かたれる前、南欧八百万の神々は不肖の子である人間に三つの試練を与えた。一つ、美男美女の許されざる不義の恋。二つ、妻の裏切りで破綻した夫婦の再生。三つ、英雄の息子と吟遊詩人の乙女の怪物退治。儚き存在の人の身には過酷な試みも、神々にとっては横槍を入れたり姿を変え支えたりと、戯れの盤上遊戯の趣さえ呈する。彼等は意志を示し運命に抗うことができるのか。神話時代から時を経て今も尚、澄んだ空や紺碧の海やそよぐ風、この世の万物に神は宿り、慈悲と苛烈、異なる顔を併せ持つ。

2010/03/31

紅香

定命の人間に神と同等な≪意志≫を与えるとは。か弱き人間は≪意志≫の重圧に耐えられるだろうか。それを確かめるため、3つの賭けをしよう。。今日も雲の切れ間から心配気に人間界の悲喜こもごもを見守っている愛すべき神々。私の中には今まで存在しなかった場所がこの本を扉に天上と繋がった。。本を閉じた後、温かい光が勇気と共に降り注ぐ。それはギリシア神話を心より愛し、ずっと大切に構想を温めてきた光原さんの情熱にくるまれるからだと思う。愚かでいいんだ。だからこそできることもある。心より素敵な物語。

2015/10/14

あつひめ

ギリシャ神話・・・と聞くだけで、青い海・白い雲・石の宮殿・・・が思い浮かぶ。神々の掌で転がされるような人間。日本にも八百万の神がいらっしゃる。こちらもかなり人間臭い・・・日本版八百万の神が関西風の飾らず気負わず系の神様なら、ギリシャ神話は、負けず嫌いなストレートさを思わせる関東系?神の世界が身近に感じられるようなファンタジーな世界だった。

2010/11/06

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