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0歳児がことばを獲得するとき―行動学からのアプローチ (中公新書)

0歳児がことばを獲得するとき―行動学からのアプローチ (中公新書)

0歳児がことばを獲得するとき―行動学からのアプローチ (中公新書)

作家
正高信男
出版社
中央公論新社
発売日
1993-06-01
ISBN
9784121011367
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あらすじ

生後約一年、「アー」とか「クー」の音声で大人との交流を図っていた赤ちゃんは、初めての発話以降、交流の手段を急速にことばに依存するようになる。この変化はどう進行し、子どもに何が起こったのか。本書は赤ちゃんがことばを開花させるまでを詳細に追求して、授乳を通しての母子間交流、おうむがえしの意味、母親語の役割等を明らかにし、ニホンザルとヒトの音声発達の過程を比較しつつ、ヒトの言語獲得能力の系統的起源を探る。

0歳児がことばを獲得するとき―行動学からのアプローチ (中公新書) / 感想・レビュー

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momogaga

積読解消。大学教養課程で赤ちゃんに関する講義を受けて以来関心を持っていたテーマです。本の内容は学術的でしたが、これからの示唆を与えてくれました。早速関連本を読んでいきます。

2016/02/20

CCC

興味深い話は多かったけれど、「おかあさん」が無条件に前提に来るのは引っかかるところがあった。状況・実態から仕方なかったのかもしれないが、言葉のメロディ的な面が重要なら、父子家庭とかだとどうなるんだろう、という疑問は頭から離れません。

2018/08/04

80000木

なぜ今この本に出会ったのか。子供が6歳と3歳になった今となっては後悔しかない、というぐらいのおもしろさ。親の行動は赤ちゃんの言語獲得にどう影響するのか。赤ちゃんが声を出す理由は何なのか。「英会話も新生児のように聞き流すだけ」なんていう売り文句は詐欺、赤ちゃんは言語獲得のために膨大な時間をかけて練習している。などなど、終始驚嘆。育児書ではなく学術書。実験で、赤ちゃんを見た目のみでかわいいグループとかわいくないグループに分けるとか容赦なくて笑える。0歳からの英語学習とかやっぱりムダだってこともわかった。

2017/12/29

matsu

赤ちゃんが言葉を獲得する初期段階の行動についての、行動学が専門の著者による研究成果。これまであまり考えたことがない視点で非常に面白かった。以下に要旨をまとめると 1)赤ちゃんが母乳を、飲む、休むには規則的なタイミングがあり、それらは母子間のコミュニケーション上非常に重要である。 2)生後4ヶ月を超えると、母子間の非言語的コミュニケーションが発達し、赤ちゃんは授乳中の母親の問いかけに応答する(母親の問いかけに対しておうむ返し)ようになる 3)ニホンザルにおいても同様の個体間でのコミュニケーションは観察できる

2018/06/02

tolucky1962

人は外界から入力された情報を言葉にして理解・思考・記憶し、次の思考をより豊かなものにしていくが、最初の言葉は如何にして創られるかは謎である。その中で最も根源的でDNAに組み込まれているのは何か?非常に面白い本です。

2014/03/17

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