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作家と家元 (中公文庫 た 56-4)

作家と家元 (中公文庫 た 56-4)

作家と家元 (中公文庫 た 56-4)

作家
立川談志
出版社
中央公論新社
発売日
2021-11-19
ISBN
9784122071414
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ジャンル

作家と家元 (中公文庫 た 56-4) / 感想・レビュー

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gtn

歳こそ違えど同級生が昔話をするように、浪花大関、シルバー銀、太刀村筆勇、大坊・小坊等々、かつて寄席の末席にいた色物の名前を並べる談志と色川武大。双方劣等感から発する優しさを感じ取り、談志は色川を"師"と仰ぎ、色川は談志を"友人"と認めた。その師を亡くし、談志は「心底困ったし、現在でも困っている」と嘆く。自分のことを解ってくれる者がないまま、談志はその後二十二年生きた。カリスマに祭り上げられながら、これでいいのかと葛藤する二十二年ではなかったかと想像する。

2021/11/20

qoop

談志が交流のある作家たちと行った対談をまとめたもの。それぞれの作家との関係性や収録年代に差があるため通読しても統一感は薄いが、談志没後十年の企画本とすれば納得の内容。改めて発言を追いつつ追悼する/総括する/ファンで居続ける燃料のひとつだろう。ただ、随所で読める自負や威勢の良さの奥に、見栄や甘えといった弱さが伝わる気がするのは、心やすい作家たちとの会話を雑多にまとめた構成だからかも知れないな、とも、

2021/11/25

fumindrums

芸の追求と客の受容について、ウケることは「現実として正しい」って談志の立場から考えてユーチューバーをどう考えるか。好みとして、また了見としては箸にも棒にも…それは言わずもがなでしょうが。談志ならまあ「寂しいネ」でオトすところだろうが、そこに拮抗し得る伝統の強みがあるのかどうか…まあ厳しいよな。芸の形式でなく「寄席に足を運ぶ」という文化にかかわる点では分が悪い。そこんとこわかった上である程度衣鉢を継いでんのが六代目伯山か。また寄席に観に行きたいな。

2021/12/05

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