KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

アウターライズ (中公文庫 あ 99-1)

アウターライズ (中公文庫 あ 99-1)

アウターライズ (中公文庫 あ 99-1)

作家
赤松利市
出版社
中央公論新社
発売日
2023-03-23
ISBN
9784122073333
amazonで購入する Kindle版を購入する

アウターライズ (中公文庫 あ 99-1) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

H!deking

という訳で、待ちに待った文庫化です。東日本大震災から10年後、再び震災に見舞われた東北が日本から独立して…的なお話。一章は群像劇っぽい雰囲気で始まるけど二章は東北国独立の裏側とか政治的な話ですね。こういう話って難しくなりがちだけどそこは利市先生の独特な言い回しでコミカルになっています。こんな国、あったら住みたいって思わせてくれますね。それこそ小説の醍醐味でしょうか。

2023/04/11

anri0912

東日本大震災後の東北で 2度目となる規模の大きい地震、津波が発生。 その後復興と共に「東北国」として独立国となる。 理想論だと言われればまぁそうに違いないのだけれど 夢や理想の未来を語れる国はシンプルに素敵だなと思った。 各々が「いま自分に何が出来るか」を考えながら それを実行に移し生活出来るっていいな。

2024/04/24

おやぶん

東日本大震災から10年。 新たな地震が東北で発生する。 迅速な自衛隊の行動により最小限の被害で済んだ東北は 日本からの独立を宣言する。 これは日本をつぶそうとする外国諸国の陰謀なのか。

2023/07/18

肘肩歳増

著者にしては軽い内容。エンタメ色が強い。○田○樹さんや○池○合子さん、○泉親子らしい登場人物がでてくる。東北国は著者が考えるユートピアなのかな? 人間がみな善である夢の世界。  

2024/02/16

たこ

2023年3月25日初版発行。「犠牲者六名」の真相が明らかになったとき、音が消え、時が止まったようだった。あとがきにあるが作者が東北で実際に体験したこと・会った人がベースになっているこの物語は、ただのフィクションに収まらない。必読ではなかろうか。

2023/11/04

感想・レビューをもっと見る