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白き狼の息子 (ハヤカワ文庫 SF ム 1-28 永遠の戦士エルリック 7)

白き狼の息子 (ハヤカワ文庫 SF ム 1-28 永遠の戦士エルリック 7)

白き狼の息子 (ハヤカワ文庫 SF ム 1-28 永遠の戦士エルリック 7)

作家
マイクル・ムアコック
Michael Moorcock
井辻朱美
出版社
早川書房
発売日
2007-03-01
ISBN
9784150116033
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白き狼の息子 (ハヤカワ文庫 SF ム 1-28 永遠の戦士エルリック 7) / 感想・レビュー

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とし

エルリック・サーガの最後の1冊。主人公はエルリックの孫娘で、僕らの現実世界とはちょっとズレた並行世界の近代ヨーロッパで冒険が繰り広げられる。<天秤>を間にした<混沌>と<法>の戦いの、ひとつの極地が展開されるわけだが、このシリーズは解説が難しいわ。読まない限り、短い説明ではまず解らない。エルリックの神話はこれで終わったようだが、「永遠の戦士シリーズ」は、別の主人公を得てまた世界が広がってゆくのだろうなぁ。

2017/06/22

しまっち。

今回は暗黒帝国が舞台となるので、ホークムーンとの絡みがあるかと思いきや、暗黒帝国側のキャラしか出てこないのね。しかも別次元だから様子も違うし。後半は勢いよく面白く読めたけど、やっぱり現代社会になじむエルリックには違和感が。個人的には最初の4巻だけでも充分であったと思う。

2018/01/07

スターライト

<永遠の戦士エルリック>全7巻、ようやく読了。前巻ではウルリックが誘拐されたが、本巻ではその娘ウーナッハが姿をくらます。それはまたしても、ゲイナー公子とクロスターハイムの策略だった…。現代パートでは、携帯電話(!)が登場し最初から読んできた者としては、妙な感じが。そしてその後は、暗黒帝国での追いつ追われつの展開なので、魔術や人語をしゃべるキツネや狼や蛇を模した兜をかぶった騎士団が現れて、少女が軸となる展開と相まって、いかにもファンタジー然としていく。個人的には、最初の4巻が好み。

2012/07/07

saladin

後期3部作最終の第3作目。主人公はウーナの孫娘ウーナッハ。が、大したことをしていない。そもそもエルリックと血の繋がりはないのに、それに気付かずウーナッハの”血”を求めて追い掛け回すゲイナーとクロスターハイムもどうかと思う(見た目でわかるだろう…)。タイトルの”白き狼の息子”であり、ウーナの双子の弟であるオンリックもほぼ活躍しない。うーん、世界観の構築のみに力を注いでいるからか、登場人物たちに感情移入しづらい。後期3部作はおしなべてそんな印象だ。肝心のエルリックも登場人物の1人という位置づけだし。

2020/10/02

kuma-kichi

まさしくファンタジー。いったい、どこがダークなんだ?

2018/12/23

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