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イマジナリ・フレンド (ハヤカワ文庫JA)

イマジナリ・フレンド (ハヤカワ文庫JA)

イマジナリ・フレンド (ハヤカワ文庫JA)

作家
ミタヒツヒト
白身魚
出版社
早川書房
発売日
2016-07-22
ISBN
9784150312381
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イマジナリ・フレンド (ハヤカワ文庫JA) / 感想・レビュー

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ソラ

イマジナリ・フレンド持ちではないけれど、わりと妄想好きな自分にとってこの設定というか話の流れとして気恥ずかしい部分もあったり。イマジナリ・フレンドとサヨナラして現実にとはまた違う決着でこれは意外。

2016/08/21

よっち

リアルではぼっちでも空想の友達「イマジナリ・フレンド」の美少女・ノンノンと楽しい日々を過ごす大学生やまじ。現状に小さな不安を感じた彼女が、似たような人々が集まるカンパニーへと彼を誘う物語。カンパニーで二人が知ったイマジナリ・フレンドとの様々なありようと、大人になると別れを迎える空想の友達との関係。大学では相変わらずキモい行動で周囲から浮きがちなやまじにも、その関係を大切にしてくれる人たちができて、絶対に失いたくない関係を取り戻そうと奔走した結末には、これもまたひとつのありようだと思える納得感がありました。

2016/08/05

くろう

イマジナリ・フレンドとは、孤独な人間だけに見える空想のともだち。コミュ症大学生やまじはイマジナリ・フレンドのノンノンと一緒に、ひとりぼっちだけれど寂しくない日々を送っていた。ある日ノンノンの提案で同じ境遇の人間が集まる組織へ行く事に。そこで知る空想の友達のルール。色んな友人関係を目の当たりにし、少しずつ世界を広げて行くやまじと、そんな彼を嬉しく思いつつ別れの予感に戸惑うノンノン。少々消化不良だったけど、なんだかんだで我が強くて図太いやまじはカッコよかったかなと。イマジナリ・フレンド、オレも欲しいわ…。

2016/08/15

Mits

AIやロボットに対する純愛が成立しうるように、イマジナリ・フレンドに対しても成り立つか。という問いを成立させるために考え出された、イマジナリ・フレンドの法則が登場するのだけど、どうもそれがお話を邪魔している気がするのだよね。初っ端の問いに無理があったなんていうと身も蓋もないのだけど、どうにかやりようは無かったのかなぁ…

2016/12/18

むらさめ

どうにも駆け足すぎるように感じました。本当はもっと長い構想の物語から一冊分抜き出してきたんじゃないかなって邪推するくらい。そんな気がしてくるとなんか二章が宙に浮いてる気もしてきてさらにモヤモヤ。設定も文体も面白いので非常に残念。

2016/11/06

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