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チーズバーガーズ

チーズバーガーズ

チーズバーガーズ

作家
ボブ・グリーン
井上一馬
出版社
文藝春秋
発売日
1986-07-01
ISBN
9784163407104
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チーズバーガーズ / 感想・レビュー

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空猫

【チーズ関連本月間:5冊目】'80年代の新聞のコラムをまとめたモノ。作家という方たちって、見たり聞いたりした何でもない事でも1つの短編小説のように書き上げちゃうんだよね。輝くカードの効用は「…うちのカードをプラチナ色に塗って、250ドル(年会費)払うカモがいるかどうか試してみようと思うんだが(p138)」グルメ志向への苦言「断じて食べ物のために旅をしてはならない(p206)」この時代辺りからそれまでの慣習がどんどん廃れていったのは先進国共通の現象なのかもしれない。これも1話づつゆっくり読みたかったな。

2018/04/18

きゅー

コラムニスト、ボブ・グリーンの傑作選。たしかにどれを読んでもハズレ無し、面白い。その面白さというのも、愉快なバカバカしい小話であったり、しんみりと感傷的な思い出話だったりと振り幅が大きい。そして彼のコラムには多くの人たちが登場するが、そこに序列は存在せず、ひとりひとりの人生と向き合った話が多いのも特徴的ではないだろうか。

2016/11/09

のんの

なんとなく選んだ本だったけど、当たりだったわ!アメリカのコラムニスト、ボブ・グリーンのコラム傑作選。短いコラムの中にアメリカテイストがギュッと詰まってる感じがした。クレジットカード、アリ、学習しなおす男性、旅の話、反グルメの話等、どれも、良かった。このボブさんって、凄い聞き上手な気がするから、いろんな話を聞けるんじゃないかな?と感じた。

2021/03/15

Gen Kato

まるで映画のワンシーンのような『飛行機の中の他人』、モハメド・アリの鮮やかな一断面『世界一有名な男』、おのれの子供時代を痛みと共に思い出す『失格の烙印』、本当の「男らしさ」とはおのれを見つめる勇気のことだと教えてくれる『男のなかの男』、友情という「愛」が胸にせまる『ABCDJ』、ユーモアと皮肉の『プラチナ・カード』、おかあさん、息子にこう書かれれば最高の人生でしょう、な『母』、スパイシーな『反グルメ論』など、名文揃い。

2015/03/23

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