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探偵・竹花 孤独の絆

探偵・竹花 孤独の絆

探偵・竹花 孤独の絆

作家
藤田宜永
出版社
文藝春秋
発売日
2013-02-08
ISBN
9784163819501
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探偵・竹花 孤独の絆 / 感想・レビュー

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sora

派手さも、存在感もない探偵竹花ですが、腕はたしかです。渡哲也を思い出しました。「孤独は山になく、街にあって、大勢の人の間にある」奥深い言葉です。

2013/11/10

ねなにょ

初、探偵・竹花。60歳にしては、若いという設定の割に、それ程、若々しさは感じられなかったけれど、日本人は、年齢にこだわりすぎるきらいがあるので、こういう探偵が活躍するのは良いですね。受けた依頼も、所謂、凶悪事件ではなくて、ほっとする。引用されているキルケゴールの『孤立と孤独』。孤独は連帯できずにいる孤立したものだけではなく、単独者というポジティブな孤独もある…というのは覚えておこうっと。

2015/05/26

十六夜

還暦を迎えた私立探偵 竹花 恐喝・詐欺・家出  派手さはないけれどその分、しっとりと読める 特に「孤立と孤独は違う」 ごもっとも! 「命の電話」が良かった

2013/03/11

sun

私立探偵物。ちょっと味の薄いスープみたいな話が多いが、最後の命の電話という自殺しそうな男からの電話の展開はいい感じだった。

2013/03/02

sugahata

「探偵・竹花」シリーズ第4作。第1作では40歳だった竹花ももう還暦。孤独を愛しながら淡々と生き老いる。短編集だが「命の電話」が秀逸。ポジティブな孤独,群れない単独者という考え方に共感し人間関係への幻想を抱きながら生きる我が身を振り返る。味わい深い一冊だ。

2013/06/14

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