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されど人生エロエロ

されど人生エロエロ

されど人生エロエロ

作家
みうらじゅん
出版社
文藝春秋
発売日
2016-04-21
ISBN
9784163904467
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ジャンル

「されど人生エロエロ」のおすすめレビュー

金玉工場は今日もフル稼働! みうらじゅんのエロとセンスが溢れるエッセイ集

『されど人生エロエロ(文春文庫)』(みうらじゅん/文藝春秋)

 みうらじゅんの芸術的センスにはいつも感服だ。僕はみうらじゅんが大好きだ。そして、みうらじゅんのことが好きな女の子は総じて魅力的でエロの深みがあるものだと勝手に思い込んでいる。その昔、みうらじゅんとコンバースがコラボした超イケてるスニーカーを彼女にプレゼントしようと思ったのに、品切れで悲しんだこともある。その彼女とは、一緒にアウトドア般若心経(みうらじゅんが考案したアートなあそび)をしたり、あんなエロエロやこんなエロエロをしたりして別れた。

「人生の3分の2はいやらしいことを考えてきた」というのは、みうらじゅんのエロエロエッセイのお決まりの文句なのだが、これは決して嘘ではないと思う。みうらじゅんは本当にエロエロだし、エロ話の切り口は総じてロクでもない。なのに、だ。みうらじゅんの綴るエロエロは、下世話さや低俗さを微塵も感じさせない。それでいてしっかりといやらしくて、何よりも、エロに必死な男の性(さが)の滑稽すぎる哀歌が身に染みる。

『週刊文春』の人気連載であるみうらじゅんのエロエロエッセイの…

2018/2/10

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されど人生エロエロ / 感想・レビュー

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スパシーバ@日日是決戦

[2016年] 「週刊文春」に掲載されたものの書籍化第2弾。「人生の3分の2はいやらしいことを考えてきた」の書き出しから始まる、若気の至り的なことからそんなアホな!まで共感できるところ多々あり。個人的な体験から申しますと、妄想で脳みそがパンパン状態だったのは中3~高2の頃(もちろん股間も-思春期の男の子を持つ世のお母様方! これが現実です!)。注目はいやらしい漢字、どうしてもいやらしい方に持っていきがちな漢字の祭典「夜の漢字大賞」(最終選考に残った漢字は170字-すべて読み書きできた俺って一体..)。

2016/06/19

GAKU

週刊文春連載のエロエロなエッセイ、単行本第二弾。今回も下ネタ満載。同性、同世代という事で共感出来ること多々あり。若かりし頃の色々な事が、走馬灯のように駆け巡ってきました。最近はエロい体験ほぼ無しというのが寂しい。

2017/10/30

テクパパザンビア

老いるショックを感じるこの頃みうらじゅんさんの本は極楽の余り風です。ナツエロを思い出し人生エロエロあったと楽しく面白く読んだ。夜の漢字大賞に納得…。このエッセイがまだまだ続きますように・・・。

2016/07/16

鱒子

kindle本。寝る前にボチボチ読んでいた本です。あーあ、読み終わっちゃった。寂しい…。前作に引き続き今回もめっちゃ笑いました。歳をとって色々な人に間違えられるようになったネタが大好きです。次巻が楽しみですけど、だいぶ先だろうなぁ〜。

2016/06/18

fwhd8325

人生の3分の2はいやらしいことを考えてきた。こう始まるみうらさんの連載をまとめたもの。個人的には、ちょっといやらしいことを考えるのは健全だと思うわけで、そういう点では、みうらさんは健全な男性だと思います。女性から見れば、男って、こんなこと考えてんのというのかもしれないけれど、そうなんです。今回も電車の中で読んでいて、ちょっと周りを気にしながらの読書でした。

2016/06/05

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