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東京ワイン会ピープル

東京ワイン会ピープル

東京ワイン会ピープル

作家
樹林伸
出版社
文藝春秋
発売日
2017-11-15
ISBN
9784163907512
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「東京ワイン会ピープル」のおすすめレビュー

マンガ『神の雫』原作者がつくる、ワインの香りに包まれたもう一つの物語

『東京ワイン会ピープル』(樹林伸/文藝春秋)

 皆様は、ワインはお好きだろうか。私はワインが大好きだが、立派なワインを口にする機会となると、年に数回。他人の誕生日やお祝い事につけこんでプレゼントという大義名分のもとで一緒に飲むくらいである。だから、そんな時に出る感想はおそらく“通”からしたら大変拙いものなのだろう。でも、あの瞬間の感動は本物だと言い切れる気も十分にするのだ。その感覚をもっと正確に理解し、奥深いワインの世界を楽しめたら、どれほど人生の幅が広がることだろうか。ワインに対してそのように感じている人は、おそらく私だけでなく大勢いるのだと思う。今回は、そんな人々が大いに共感でき、読後ワインの世界にどっぷりと浸ってしまうであろう小説をご紹介したい。『東京ワイン会ピープル』(樹林伸/文藝春秋)である。

 この小説の作者、実は「亜樹直」という名義で、ワインの世界を扱った人気漫画『神の雫』(講談社)の原作・原案を手掛けている。ワインへの造詣が深く、2010年にはフランスの代表的なワイン誌による「ワイン今年の人」特別賞(最高賞)に選出された人物だ。そ…

2018/1/14

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樹林伸「漫画では描けなかったもう一つの『神の雫』」 樹林初のワイン小説『東京ワイン会ピープル』が映画化

『東京ワイン会ピープル』(樹林伸/文藝春秋)

 樹林伸の小説『東京ワイン会ピープル』が映画化されることが明らかに。「ワイン会が映画で見られるなんて嬉しい!」「どんなワインが出てくるのか楽しみ」と原作ファンから歓喜の声が相次いでいる。

 作者の樹林は、『金田一少年の事件簿』『サイコメトラーEIJI』『探偵学園Q』など数多くのヒット漫画で原作を担当。天樹征丸や安童夕馬など、作品ごとにペンネームを使い分けていることでも有名だ。実の姉との共通ネーム「亜樹直」名義で手がけている『神の雫』は、ワイン評論家の遺した極上のワインを巡る物語。ワインの味を独特のセンスで表現するセリフが話題を呼び、亀梨和也主演でドラマ化もされている。

『東京ワイン会ピープル』は、そんな樹林が初めて執筆したワイン小説。不動産会社に勤める入社4年目のOL・桜木紫野が、上司の誘いでワイン会に参加する物語だ。ワイン会で紫野が出会うのは、ベンチャー企業の青年・織田一志。彼との出会いをきっかけにさまざまなワイン会を巡ることになった紫野は、そこに渦巻く男女の愛や欲望に巻き込まれることに―。

 小説を読…

2019/6/12

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東京ワイン会ピープル / 感想・レビュー

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pukupuku

中堅不動産会社に勤めるごく普通のOL桜木紫野が上司に連れられ参加したワイン会。運命的に出会った新進気鋭のベンチャー企業CEO。ワインが結ぶ縁,これってもしや女子が夢見る究極の玉の輿物語!?はい,ちょっと冷めてますよ。ワイン初心者の紫野ちゃんが,初めて飲む高級だったり稀少だったりするワインの感想をとっても美しく語っていくわけですが,おばちゃんはなんかちょっと引いてしまうかな。まぁでもいつか,どれか一口でも飲んでみたいものですわ。

2018/03/04

Kei

とても面白かったです!何の予備知識もないまま読み、読み終わってから、原作者の紹介欄で、神の雫の原作者と。残念ながら、漫画は未読ですが、ワイン好きなので、なんとなく知ってます。スノッブになりがちなのに、そんなこともなく淡々と、有名どころがでて、勉強にもなります。さもありなんの登場人物にも、救いがあって、それぞれのストーリーにワインが絡んで、お見事。ワインにちなんでのお話しなら、もっともっと作れると思うので、読んでみたいです!

2018/03/04

ga

作者は未読のワイン漫画「神の雫」の原作者。東京のワイン会に集うベンチャー企業社長や女医などハイクラスピープルとOLさん2人によるワイン5種をメインにした恋愛絡みの軽いストーリー。ライト過ぎてセレブ生活覗き見感もない。ワイン薀蓄は全然難しくなくベーシックな情報満載なので若い子が読んだ方が良いかな。今はとりあえず美味しいワインを飲みたい!フード描写も魅惑的ではなく残念だったけど苺にトリュフ乗せて蜂蜜ちょっぴりはいいな。紫野ちゃんのワインの感想は読んでいて楽しかったわ。美味しいワインを楽しむ会に行きたいな。

2018/04/03

のんぴ

んー。何十万円もするワインやシャンパンを持ち寄り、開かれるワイン会。ワインはド素人ながら、意外と天性の舌と表現力があり、ホリエモン的な男に気に入られ、タダで参加できるようになったうらやましい限りのOL。話の展開にはやや違和感あり。最近「おかえり、ブルゴーニュへ」や「ブルゴーニュで会いましょう」「ぶどうのなみだ」など、ワイン生産者の映画をサブスクでよく見ています。今もワインを飲みながら、その向こうに葡萄畑が見えるようです。華やかなワインの背後には、地味でしんどい作業や、難しい決断の連続があります。

2020/03/30

shoko

ワイン好きだけど、知識はまるでなし。だから、ワインについてはかなり難解でしたが、ワインの味の表現の仕方を学んだ気がする。

2021/07/30

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