パーマネント・ブルー
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EXILE・橘ケンチがマイケル・ジョーダンから学んだプロ意識。自分を失わず、エンタメの世界で走り続けるために大切にしている2冊とは【私の愛読書】
さまざまな分野で活躍する著名人にお気に入りの本を紹介してもらうインタビュー連載「私の愛読書」。今回ご登場いただくのは、EXILEおよびEXILE THE SECONDのメンバー・橘ケンチさん。ミュージカル「チェーザレ 破壊の創造者」に出演するなど、ダンス以外にも活動の場を広げている橘さんは、2月8日には、自身の半生を映し出すような初の書きおろし小説『パーマネント・ブルー』(文藝春秋)を上梓したばかり。
また、“本好きな皆さんと橘ケンチが一緒に創り上げる書店”というコンセプトのもと、価値観を交換して共有する場としてたちあげたオンラインサイト「たちばな書店」を運営するほど読書家としても知られている。そんな橘さんは、いったいどんな本に影響を受けてきたのだろうか? 原点となる2冊について、語っていただいた。
取材・文=立花もも 撮影=島本絵梨佳
陰で途方もない努力をしている人だけが、表舞台で輝くことができるのだと知った
――先日刊行された『パーマネント・ブルー』の主人公・賢太と同様に、橘さんも、元NBAバスケットボールプレイヤーのマイケル・ジョーダンがお…
2023/2/21
全文を読む「ある人との奇跡的な出会いがこの物語を形づくりました」――小説家デビューを果たした橘ケンチさんに聞く 『パーマネント・ブルー』に込めた思い
自身初となる小説『パーマネント・ブルー』(文藝春秋)を上梓した橘ケンチ氏にインタビューを行った。現在、EXILEそしてEXILE THE SECONDのパフォーマーとして第一線で活躍する橘氏。その一歩となった自身の青春時代を重ね、3年かけて書き上げられた本作にはどんな思いを込めたのだろうか。小説という、ダンスとは違う表現の場で見せる橘氏の新たな魅力を探った。
取材・文=立花もも 撮影=島本絵梨佳
初めはダンスをテーマにした小説を書くつもりはなかった
――そもそも、どうして小説を書こうと思ったのでしょう。
橘ケンチさん(以下、橘):2018年に北方謙三さんと対談したとき「ケンチさんも小説書きなよ」って言われたんです。自分が小説を書くなんて想像もつかなかったけど、「あなたの人生を書けばいいんだよ」と言われて、それならできるかもしれない、と思いました。ゼロから登場人物を生み出して、起承転結のある物語を考えるのはハードルが高いけど、僕の人生をふりかえって小説という形にして残す、ということならもしかしたら、と。というのもそのとき、思い浮かんだ人の姿があったんで…
2023/2/15
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パーマネント・ブルー / 感想・レビュー
ちーたん
ダンスの経験がなくても想像できる言い回しや表現。 ダンスを通じて沢山の価値観と出会う主人公の書き方に、ケンチにしか書けないと思えた。 動きを言葉で表現するって難しいと思うのに、すごく読みやすくてハマってしまった
2023/02/19
響
ダンサーが駆け上がっていく様。 実体験がモデルなのかな?
2023/05/29
mamaou
著者についてはEXILE、ダンサーくらいの知識しかない。本書を読むきっかけはNHK中国語ナビで紹介されたから。ダンスとか音楽に秀でた人というのは、感覚的身体的表現力と理解力が抜群なのは勿論、更にその経験をこんな風に小説として言語化もできる人もいるんだと感心した。 ダンス用語に詳しくないので、細かいダンス描写は正直よく分からなかったけど、ヒッチハイクの力也さん、風の家の風子さんとの出会いの場面の、フローに乗った状態の描写はとてもステキだとおもう。私も一緒に良いフローに乗れた気分を味わえた。ありがとう!
2023/09/16
読書家さん#hdRnKm
面白い。若い頃のてっちゃんとケンチはこんな感じなのかなとニヤニヤしちゃう。
2023/02/11
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