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最後のテレビ論

最後のテレビ論

最後のテレビ論

作家
鈴木おさむ
出版社
文藝春秋
発売日
2024-03-27
ISBN
9784163918204
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「最後のテレビ論」のおすすめレビュー

鈴木おさむ氏が1本のTV番組でもらったギャラの最高額は1000万。32年間携わった大好きなTVについて語る『最後のテレビ論』

『最後のテレビ論』(鈴木おさむ/文藝春秋)

 4月5日放送の『JUMP UP MELODIES』(TOKYO FM)の冒頭でパーソナリティを務める鈴木おさむ氏は、自身の肩書きを「“元”放送作家」「普通のおじさん」と紹介した。昨年10月に32年間携わってきた放送作家業、脚本家業を辞めると発表。3月31日をもって、それら一切の仕事から退いた。だから、“普通のおじさん”になったのだ。

 そんな鈴木氏が上梓した『最後のテレビ論』(鈴木おさむ氏/文藝春秋)では、「テレビのことや裏側をいろいろ語ることはしてきませんでした」という鈴木氏が、そのタイトル通り、“最後”だからこそ明かせるテレビ業界、芸能界での体験の数々を記している。

「はじめに」の章では、自身が長年構成を手掛けた番組『SMAP×SMAP』で放送されたSMAPメンバーの謝罪会見を基にした小説「20160118」を発表した際、所属事務所をクビになる寸前にまでなったことを告白し、驚かされたし、同じく『SMAP×SMAP』に緒形拳がゲスト出演した際に、木村拓哉、草彅剛とゲーム対決をしたときに目撃した“事件”がま…

2024/4/20

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 ※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2024年4月号からの転載になります。

 発売中の『ダ・ヴィンチ』2024年4月号では「鈴木おさむと拓く、新しい道」と題した特集を掲載している。その特集のなかから鈴木おさむさんのロングインタビューの一部を公開する。 ーーーーーーー

『SMAP×SMAP』『めちゃ×2 イケてるッ!』『いきなり!黄金伝説。』『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!』──。数々の人気バラエティー番組を手掛け、ドラマや舞台でも脚本を書き続けてきた鈴木おさむさんが、3月31日に放送作家業と脚本家業を辞める。それは、決して後ろ向きではなく、ポジティブな選択。「後悔はない」と語る放送作家人生、そして仕事の辞め方について語っていただいた。

取材・文=野本由起 写真=TOWA

“辞める”という選択肢に気づくと強く生きられる

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2024/3/16

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最後のテレビ論 / 感想・レビュー

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Tak

面白かったけど少し物足りない気分。 本人のこれからや奥さんが業界にいるから思い切った事は書けないかな。もう一冊の方に期待します

2024/04/15

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