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「野心」と「渇望」と「狂気」の果て 世界極悪人大全 (文春文庫 き 25-5)

「野心」と「渇望」と「狂気」の果て 世界極悪人大全 (文春文庫 き 25-5)

「野心」と「渇望」と「狂気」の果て 世界極悪人大全 (文春文庫 き 25-5)

作家
桐生操
出版社
文藝春秋
発売日
2010-02-10
ISBN
9784167773410
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「野心」と「渇望」と「狂気」の果て 世界極悪人大全 (文春文庫 き 25-5) / 感想・レビュー

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優希

どのような残虐なことをも辞さない極悪人のエピソードが語られます。国を支配したり、権力を自分のものとするためには人はどこまでも残虐になれることに恐怖を覚えました。心を蝕み、欲望に溺れた結果、極悪人として名を刻むことになったのでしょう。同じ人間とは思えないほどの残虐性に満ちた恐ろしさ。皆何かに苦しみ、怯えていたのかもしれませんが、彼らの残忍性は極端に狂っているとしか言えません。狂気を真っ正面から見たような感じがします。

2015/06/01

F

独裁者・暴君たち。世間を騒がせたペテン師、そして猟奇殺人を繰り返した残虐人間たち。世界を震撼させた古今の極悪人26人のエピソード集。/毛沢東、スターリン、ヒトラー、ポル・ポト、フセイン、ブラド・ツェペシュ、カラカラ帝などの暴君達。また、世間を欺いた、カリオストロ伯や、新聞王ハーストなどの嘘つき達。最後は残虐な犯罪を起こした現代のサイコ達……。人間存在の極北に迫った極悪人の凶状は正視しがたいものがあるが、その内面に抱える狂気、深い闇は、ごく身近にある、馴染み深いものに思える。なんとも恐ろしく哀しい人間図鑑。

2012/02/05

KAZOO

題名がすごいのですが、本当に悪いのはこの本の第4章の「残虐人間たち」だけかもしれません。1、2章は独裁者・暴君たちで世界の歴史の方向性によっては、評価が変わったかもしれません。3章も私は極悪人というよりもよくもまあこのようなことを考えた人物だなあと感じました。26名の人物論です。

2014/05/06

nonnomarukari(ノンノ〇(仮))

同じ人間だと思いたくないほど残虐性に満ちた人間がたくさん詰まった一冊。スターリンとかポルポトとか有名な政治家とかはある程度は知ってはいたが、自分が全く知らない人物もいたので他にもこんなに怖い人いることに愕然とした。

2010/11/18

ハナ

世の中で極悪人と呼ばれ、残虐と呼ばれた人達は皆苦しんでいた。信じられないような事をしてきた人で、恐ろしいと思うが、極悪人と呼ばれる人たちも同じように何かに怯えていた。それどもやはり彼らの残忍さには驚く。

2012/12/11

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