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バンド臨終図巻 ビートルズからSMAPまで (文春文庫 は 51-1)

バンド臨終図巻 ビートルズからSMAPまで (文春文庫 は 51-1)

バンド臨終図巻 ビートルズからSMAPまで (文春文庫 は 51-1)

作家
速水健朗
円堂都司昭
栗原裕一郎
大山くまお
成松哲
出版社
文藝春秋
発売日
2016-12-01
ISBN
9784167907594
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バンド臨終図巻 ビートルズからSMAPまで (文春文庫 は 51-1) / 感想・レビュー

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ウッディ

なぜ、このバンドは解散してしまったのか?日本、海外の有名バンドの知りたいような、知りたくなかったような、バンドの解散劇の裏事情!当然、ドロドロした理由が多かったが、「愛がすべてさ」・・フォルティシモの歌詞がむなしくなるくらい、HOUND DOGの金にまつわる泥仕合が強烈だった。

2017/06/05

厩戸皇子そっくりおじさん・寺

面白かった。山田風太郎の名著『人間臨終図鑑』のバンド版。バンドと言っても副題でわかる様にアイドルグループも含まれており、日本のグループが半分以上なので、音楽に疎い私にも敷居が低くて良い。これを読むと『人間臨終図鑑』のあの形式がいかに大発明かが解る。バンド自体の音楽に関する寸評はない。あくまでも解散劇が中心。前書きにもあるが、いかに「音楽性の違い」という定番の解散理由が嘘かという事も分かる。嫉妬、金。つくづく世に大人はいないと思わされる。あと再結成の多さ。全く覚えていなかったハウンドドックの解散劇に驚いた。

2016/12/13

おかだ

HOUND DOG超泥沼!ABBAは単純に離婚劇!チューリップみなぎるビジネス感!チェッカーズ胸が痛む!キャンディーズかっこいい!TMNの解散理由小難しい!COMPLEXの吉川の片思い感せつない!X JAPANがやたらボリューミー!THE BOOMが幸せそう!JAMは恩田さんツラい!オアシスは兄弟喧嘩エグすぎ!ナンバガtheシンプル!羞恥心は闇が深い!ELLEGARDEN復活したよ!そしてQueenはとにかく、胸熱っ!!人気バンドは再結成できないパターンのほうが稀で、9割近くが復活するんだな~とホッコリ。

2019/01/11

たぬ

☆4 191組のバンド・グループ・ユニットの解散理由を紹介。国内国外問わず。人格破綻者と書かれている米バンドKのAFさんやら野郎共よりも26歳下の彼女と一緒にやりたい英ギタリストのRBさんやらクスッとなるエピソードもあるけれど、メンバーの自死で解散も再結成も不可能になってしまうのはつらいね。ルースターズは大江氏を他メンバーが大切に思っているのが伝わってきてよかったな。あと「この人ここに在籍してたのか~」が出てくるのも楽しい。

2023/09/29

Roko

この本では海外も日本も区別なく並べているところが面白いんですけど、海外のグループの場合は内輪もめが多いのに比べて、日本のアイドル系グループの最後って、所属事務所がひどいという話が多いのにビックリです。キャンディーズも、SMAPも、結局は所属事務所との確執ですもの。本人たちの意志とは別のところに解散の火種があるというのは、イヤな話ですねぇ。 膨大な数のバンドの最後について集めたこの本、これまで知っていたことも知らなかったこともたくさんあって、とても楽しめました。著者のみなさんお疲れさまでした。

2022/12/26

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