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幻肢 (文春文庫)

幻肢 (文春文庫)

幻肢 (文春文庫)

作家
島田荘司
出版社
文藝春秋
発売日
2017-08-04
ISBN
9784167909000
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幻肢 (文春文庫) / 感想・レビュー

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Tetchy

彼女は今日も幻とデートする。それは大学から自宅までのほんの数キロのデート。彼女しか見えない彼はいつも彼女のアパートの前で消え去る。その短い逢瀬が楽しければ楽しいほど、彼女の寂しさは募っていく。それでも彼女は彼に逢うために今日も自分の脳を刺激し、また刹那のデートを繰り返す。そんな感傷的なコピーが思いつきそうな展開を見せるが、そんな切ない幻との恋愛も次第に様相が変わっていく。明かされる真相を読むに島田氏の女性観が変わらないなぁと苦笑してしまうのだが、それよりも最新の脳の研究結果を知るのにいい勉強になった。

2018/05/01

よんころんぶす

映画化されてるし何と言っても島田御大の作品だしさぞかし引きずり込まれるであろうことを期待していたのだが。交通事故で記憶を無くした主人公の女子医学生が大学の設備を利用し自分の脳みそを刺激して事故現場に居合わせたはずの恋人の"幽霊"と逢瀬を重ね事故の真相に迫るというお話。現実離れしているのはフィクションだし大いに結構。でもあの島田作品ならではの物語に没頭してしまう感覚は殆ど味わえず。同じような場面がいきなり関係のない蘊蓄に飛んだりしつつ最後の数ページ真相が明かされるところにきてやっと集中できるという感じ。

2017/09/24

ソラ

脳科学の知識としては良いけどストーリーとしては正直微妙。特にのめり込むような謎でもなくあまり印象に残らないというか…。

2017/08/27

はかり

最近の島田作品はがっかりする不発ものが多いと感じていたが、今作はなかなかのでき。脳外科ものでファンタムが重要なキーになっていて、途中で何となく結末が読めたけれども、最後がハッピーエンドなのが嬉しい。

2017/10/16

naolog

何年か前に映画になるよって聞いていた作品。結局映画を見る機会はなかったのですが。。幻肢という言葉は知っていたものの、そこから派生した考え方は面白いものでした。島田荘司にしてはあっけない展開だったのは小説向きじゃなかったか。

2017/09/11

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