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愛の宿 (文春文庫)

愛の宿 (文春文庫)

愛の宿 (文春文庫)

作家
花房観音
出版社
文藝春秋
発売日
2020-04-08
ISBN
9784167914769
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愛の宿 (文春文庫) / 感想・レビュー

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キンモクセイ

「もし、あの夜、あのホテルに泊まらなければ...」土曜日の夜、京都のとあるラブホテルで起こる6編の男女の物語。ラブホテルという異空間的な場所で同じ日時にいた男女がある事件をきっかけに足止めに合う。〝嘘の宿〟10年以上も不倫関係なのは体が馴染んでしまっているから。「身体というやつは、下手をすれば心より厄介だ」〝悔の宿〟同窓会に出席したのは輝いていた同級生達が変わり果てていたから。この特殊な場で繰り広げられるドラマがとても現実的だった。きっと今日も何処かのホテルで男女のドラマが繰り広げられているのだろう。

2020/12/14

との

同じ日に同じラブホテルに泊まったカップルたちの物語。なんていうか、どのカップルにもちょっと陰がありますね。幸せな気持ちで泊まりたいものです。

2020/05/27

桜 もち太郎

「もし、あの夜、あのホテルに泊まらなければどうなっていたのだろう」、ある夜、京都の繁華街にあるラブホテルで一人の女が死ぬ。その夜にこのホテルに泊まった男と女の物語。男と女の狂ったような情欲の夜。様々な関係があるようにそれぞれのセックスがある。それは否定されるものではない。ラブホテルは社会の縮図だ。最終章の「愛の宿」では「生の陰には死が存在するんだよ。ただ生は見えるけど、死は見えない。それだけの違い」と男が語る。そこには作者の生死感が見て取れる。死んでいった女のために男と女の本性が見え隠れする物語だった。

2020/11/14

miu_miu

花房観音さんの2016年に出た本の文庫版が出ていたので読んでみました。勝谷さん日記で毎週、逃亡の旅を楽しみに読んでいますが、本作品も、ありきたりじゃないです。ラストが予想できそうで違うところが多く、さすが、業の深さの理解が一段上だと思いました。

2020/05/18

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