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きのうの神さま (文春文庫)

きのうの神さま (文春文庫)

きのうの神さま (文春文庫)

作家
西川美和
出版社
文藝春秋
発売日
2022-04-06
ISBN
9784167918590
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きのうの神さま (文春文庫) / 感想・レビュー

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mincharos

映画「ディア・ドクター」はまだ観てないんだけど、小説を先に。最近短編が続いてて、、これもどれもいいお話だったけど、やはり長く記憶に残らなさそうなので、映画も絶対に観る!やはり注目して読んだ「ディア・ドクター」が一番好き。兄弟のやり取りがとても好き。「ノミの愛情」もなかなか面白かったな~。階段を日々磨き上げる・・・「先生、死ぬ注射打って」が重い。。でも「退屈」が嫌だからもう死にたいという気持ちは分かる気がする。(本当の意味ではまだ分かってないとも思う)医療や介護や家族や死。すごく考えさせられました。

2022/06/09

マカロニ マカロン

個人の感想です:B。『永い言い訳』読書会参考本。映画『ディア・ドクター』のアナザーストーリーとしての5編の短編集。寒村での小学生、医者の引き継ぎ、外科医を永く務めた父が倒れたが、消息不明の兄だけ来ない話など。この中では、最後の『満月の代弁者』の孫娘に介護されているアルツハイマーのサキヨの言葉「どうしよう。あと十年、生きてしまったら(いつまでも孫が結婚できない、の意味を含む)」の言葉が強烈。製薬会社で創薬の研究を30年続けた後、医療現場に入った医師が聞くには強烈すぎる一撃だった

2022/07/16

みゃお

映画監督として、気になる存在ではあっても なかなか映画を観られなくて。 とりあえず本を読んでみることに。 短編5編。 どれも一筋縄では いかない人ばかりが、登場する。 だからこそ よりリアルに人を感じられる。 物語が、終わってからのその先が気になる。 

2022/06/27

iroiro

西川美和さんの映画がとても好きだ。映画化された原作本を先に読んでから映画を観に行くことが多いのだけど、好きな本だと映画を観てがっかりすることがある。西川さんの場合、「ゆれる」や「永い言い訳」は映画も本もとても良かった。「すぱらしい世界」は原作より映画の方が好きだった。「ディア-ドクター」は、この短編集の話が凝縮されたものだったんだなと思った。僻地の村の医師、ニセ医者を通して、病気が治ること、命に寄り添うことは、もしかしたら医療技術だけでは解決できないということを見せてくれたのかもしれない。又映画観たいな。

2022/05/16

jkgntm

邦画の中で数少ない、新作を追っかけ続けている監督の一人、西川さんの短編集。 解説で鶴瓶さんも語ってますが監督としてはもちろん、脚本(ホン)を書く才能にもあふれてます。 映画「すばらしき世界」に続く次回作にも期待📹

2022/07/12

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