女と男の絶妙な話。 悩むが花 (文春文庫)
女と男の絶妙な話。 悩むが花 (文春文庫) / 感想・レビュー
Kumiko
読者のお悩み相談に作家が答えるという、私の大好きなパターン。しかし不倫の相談が一つもないな(文春のコラムなのに!)。そんなに深刻じゃない悩みがほとんど。伊集院静という人を私はよく知らないのだが、そういう、回答が難しい悩みに対してバッサバッサと切り捨てたり、案外優しい言葉で励ましていたり、「この人とバーで話したらこんな風に話を聞いてくれるんだろうか」と思わせる。まあまあ下ネタも入れ込んでくるし。卒業旅行にいく娘を心配する親御さんの相談に、「それは卒業旅行ではなく合体旅行です」だって。身も蓋もなさに笑った。
2022/07/04
り
大人の流儀シリーズより、「適当に良いこと言うおっさん」に感じた。印象良くなった。適当くさいけど、芯がしっかりしていて男前だなと。どーんと構えてる感じもまた。お悩み相談に関しては果たしてそれで解決するのかと思うものもあったが、痛快だった! (亡くなられたのを機に、未読だった流儀シリーズを読みたかったが在庫切れのためこちらを。読んで良かった。)
2023/12/20
刺繍好きの糸ちゃん
訃報に触れ、何年か前に読んだのを思い出して登録す。R.I.P.
2023/11/24
ハザマー
面白い質問する人もいるもんだと思いながら、伊集院さんの痛快な回答を楽しく頷いていた。
2023/04/06
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