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奔れ、空也 空也十番勝負(十) (文春文庫 さ 63-172)

奔れ、空也 空也十番勝負(十) (文春文庫 さ 63-172)

奔れ、空也 空也十番勝負(十) (文春文庫 さ 63-172)

作家
佐伯泰英
出版社
文藝春秋
発売日
2023-05-09
ISBN
9784167920357
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ついに十番目の勝負が幕を開ける――! 佐伯泰英の人気時代小説「空也十番勝負」シリーズが堂々の完結へ

『奔れ、空也 空也十番勝負(十)』(佐伯泰英/文藝春秋)

 2023年5月9日(火)、作家の佐伯泰英氏による小説『奔れ、空也 空也十番勝負(十)』(文藝春秋)が発売。本作をもって、2017年から続いた時代小説シリーズ「空也十番勝負」が遂に完結となる。

 物語の主人公は、剣術修行の日々を過ごす16歳の少年・坂崎空也。江戸で「直心影流尚武館道場」を運営する父を持つ彼は、薩摩を目指して武者修行の旅に出る。しかし薩摩は他国者を受け入れない国だったため、空也は薩摩の国境を守る外城衆徒(とじょうしゅうと)との戦いを余儀なくされるのだった――。

「空也十番勝負」は、シリーズ累計2000万部を突破した「居眠り磐音 江戸双紙」シリーズ(文藝春秋)の続編となる作品。2019年5月には俳優・松坂桃李主演の実写映画が公開されており、松坂が演じた主人公・坂崎磐音の嫡子が「空也十番勝負」の主人公・空也にあたる。

 2017年に第1作目となる『空也十番勝負 青春篇 声なき蟬』(双葉社)が刊行された際には、往年のファンからも「あのやんちゃな男の子がこんなに大きくなって…。感慨深い」「…

2023/5/9

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奔れ、空也 空也十番勝負(十) (文春文庫 さ 63-172) / 感想・レビュー

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KAZOO

主人公が、磐音の息子の空也の十番勝負のかたがやっとつきました。最後の場所は大台ケ原でそこに行くまでにかなり時間がついやされます。柳生の里では、最初頃の精神が失われている様子が描かれています。また江戸への手紙で様子を磐音たちに知らせています。最後の決戦はあっけないもののかなり空也も深手を負うことになりまた。将軍も空也を気に掛けるなど実際とは異なるのでしょうが楽しめました。また今後は磐音の晩年の回想録を書かれるようです。

2023/05/11

はつばあば

最後の最後にあの懐かしい「居眠り磐音」にばっちり登場の「品川柳次郎、幾代親子に武左衛門」が。あの武左衛門が空也の事をどんなに心配してくれていたかと思うと、人の温かさが嬉しくなりました。とうとう十番勝負も終わり・・傷ついたけれど生きている。生きることに執念を燃やす・・佐伯氏も然り。本を書く事に燃えてはる。空也の十番勝負ですからここで終わってもなんら不思議はないけれど、佐伯氏もきっと人の親。磐音夫婦や諸々の人々と空也の再会を必ずや書いてくださるでしょう。その時は空也が変っていくでしょうし題名も替わるかも(笑)

2023/07/13

yamatoshiuruhashi

遂に完結。マンネリの果てに都合の良い設定だが、延々と読んできた読者としては予定調和で満足。

2023/05/14

ひさか

2023年5月文春文庫刊。書き下ろし。シリーズ11作目。やっとの十番勝負。一刀で決した勝負は残酷なもので、短時間で終わった。どうにかこうにかお仕舞いに持ち込んだ感が強い。あとがきにある磐音残日録が楽しみ。

2023/07/31

tengen

空也シリーズ完結巻。彦根から姥捨の郷へ向かう坂崎空也。ひと息ついた宇治で出会った京の袋物問屋かつらぎの隠居又兵衛一行と共に旅することになる。剣術好きという又兵衛の紹介で、柳生新陰流創始の地である大和国柳生の庄に立ち寄る。空也は真の将軍家師範役といえる正木下道場で稽古を重ねるもその凋落ぶりに幻滅する。その後立ち寄った室生寺の深山幽谷に触れしばらくの独り修行を決意。そして厳冬の中、修行最終の地・紀伊山地の大台ヶ原に入る。そこには、こちらも武者修行を終えようとしている佐伯彦次郎が待っていた。遂に雌雄が決する。

2023/05/17

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