奇跡の人 (文春文庫 し 35-11)
奇跡の人 (文春文庫 し 35-11) / 感想・レビュー
カブ
事故で記憶を無くしてしまった克己。脳死が危ぶまれていたが回復し「奇跡の人」と言われている。克己はどうしても事故の前の自分を知りたくなり、宮崎から東京へ。途中何度も、今のままでいいじゃない、過去の自分を知らなくてもと思うが物語はどんどん過去へ。自分勝手な主人公に寄り添えなくなりそうだったが最後まで読まずにはいられなかった。
2023/11/15
ますみ
★4★
2023/11/25
かずぺん
壮絶な人間ドラマです。本人も周りの人達もすべての人間性をむき出しに戦っています。何が正しくて何が間違っているかとかは問題になりません。最後はホッとした感じです。
2023/11/03
とらまめ
6点 謎は謎で気になるが、身勝手がどんどん出てきて嫌になる。
2023/11/08
tama
交通事故で重傷を負い完全に記憶を失った克己は、奇跡的な回復を見せた。 亡き母が毎日綴ったノートに息子への愛が溢れるが。 深まる謎を追う克己と共に、ページを捲る手が逸る。 淡々と進むストーリーなのに、強く心を揺さぶられる。 骨太の人間ドラマ。
2023/10/09
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