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雨滴は続く (文春文庫 に 18-6)

雨滴は続く (文春文庫 に 18-6)

雨滴は続く (文春文庫 に 18-6)

作家
西村賢太
出版社
文藝春秋
発売日
2024-01-04
ISBN
9784167921606
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雨滴は続く (文春文庫 に 18-6) / 感想・レビュー

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アメヲトコ

2016~22年4月連載、5月単行本刊、24年1月文庫化。北町貫多がいよいよ文壇にデビューする頃を描いた作品。登場するヒロイン二人に対する貫多の振る舞いは相変わらず最低ですが、でもなぜか憎めないのも相変わらず。古書店主とのやり取りなどは寅さんとタコ社長との喧嘩のよう。未完の遺作ですが、著者が急逝したのが最終回執筆中だったということもあって、終わり方もそこまで唐突感はありませんが、巻末掲載の特別原稿を読むと、ああ西村さんはもういないのかと寂しさが募ります。

2024/04/01

tomoka

遺作なんだなと思いながら、根が〜の連発にニンマリ🤭しながら、結末をご存知の葛山さんを羨ましく思いながら読了。

2024/02/27

ミハイル・キリーロビッチ

これで西村賢太の文庫本もおしまいか。寂しいなぁ。「西村賢太全集」何処かの出版社で出してくれないかなぁ。絶対買います。絶対読みます。

2024/02/23

辻本 敏久

まだまだ続いてほしかった。

2024/03/18

ごさときりなか

西村賢太先生の未完の遺作。 いつも通りの北町貫多が出てきて、いつも通り笑いながら読み進めたいのに、ページを捲る度に悲しくなって、寂しくなって、最後の葛山さんの手紙を読みながら号泣した。 読み終えて本を閉じた時に、もう西村賢太先生はこの世に居ないんだということを実感させられた。 これから先何千冊、何万冊小説を読もうとも、 西村賢太先生を超える作家は、きっと私の中では現れない。 西村賢太先生こそが私の中での小説家であり、 西村賢太先生の小説こそが、私の中での小説の全てなのだ。

2024/02/16

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