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追憶の烏 (文春文庫 あ 65-11)

追憶の烏 (文春文庫 あ 65-11)

追憶の烏 (文春文庫 あ 65-11)

作家
阿部智里
出版社
文藝春秋
発売日
2024-02-06
ISBN
9784167921668
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追憶の烏 (文春文庫 あ 65-11) / 感想・レビュー

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あっか

文庫新刊。八咫烏シリーズの中でも随一?の鬱展開巻だと思いますが(涙)、文庫再読を経ても印象変わらず…読み終わってからこの表紙見るのつらすぎるよ名司生さん〜!(いやもちろん名司生さんアイデアじゃないのかもしれないけど…)別名・雪哉奈落に堕ちるの巻、とか雪斎誕生の秘密、とか色々サブタイトルが過る。早く烏の緑羽も再読したいし、ドキドキしながら望月の烏も読み進めようと思います。希望がありますように…!

2024/02/23

よっち

若き日に誓った忠誠、悲しきその行方…。猿との大戦の後に、山内で一体何が起こっていたのか。前作で描かれなかった山内のその後が明らかになってゆく新章第2弾。大戦後正式に金鳥として即位し、山内の存続のため、大貴族四家に協力を請いつつ、娘の紫苑の宮を跡継ぎとするべく動き始めた奈月彦。留学を前に紫苑の宮としばしの別れを惜しみ、下界で様々なことを学んでいた雪哉が直面する信じがたい一報。盤面をひっくり返すような事態でしたけど、四家と危機的状況が共有される状況で、雪哉の思い切った決断が今後にどう繋がるのか気になりますね。

2024/02/06

毎日が日曜日

★★★★ 雪哉から雪斎になる物語。きついな。

2024/02/29

sleep@芒羊會

これは、前巻を見返せねば。思わずそう思ってしまった衝撃的な展開。紫の御前は前から好きじゃなかったけど、弟の融は彼女をどう思っていたのかな?長束や奈月彦の父(前金烏代)のことはもともと好きじゃなかったけど、そうかぁ。ともかく、ますほの薄と澄尾がくっついて良かった。私にとってはそれだけだったり。

2024/04/14

masa

すっかり油断していた。決定的な見落とし、意識の外にいた者たちによる企てと本能。おまっ…またおまえっ!と。よくよく考えてみれば、そうだった…いつでも歴史は繰り返す。金烏、浜木綿の子と雪哉の関わり、澄尾と真赭の薄、その後に救いを見た気がしたのに。馴染みのある者たちが、また…。真意は?真は?何処へ向かっている?それぞれの想いは何処にあるのか。次々と明らかにされるのは、いつも心が引き裂かれるような出来事ばかり。まだ何処かに信じたい気持ちを捨てきれない。破滅に向かうしかないのか?絶対見届ける!何度も立ち還りながら。

2024/04/08

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