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水脈

水脈

水脈

作家
伊岡瞬
出版社
徳間書店
発売日
2024-02-02
ISBN
9784198657659
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水脈 / 感想・レビュー

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starbro

伊岡 瞬、3作目です。 本書は、シリーズ第二弾、社会派厭ミステリ復讐譚でした。 今後、実際の事件に合わせて、半グレを扱った作品は、どんどん増えて来るでしょうね。 https://www.tokuma.jp/book/b641108.html

2024/03/09

いつでも母さん

真壁・宮下の2人が友軍として捜査に加わる事件。なんだかモヤモヤする真相だったなぁ。修士論文作成の為と見学する幹部の姪って本当にこんな事あるのだろうか?それも含めてモヤモヤするのだ。なんだか闇を見せつけられたようでモヤモヤ(←3度目)殺害された被害者が痛まし過ぎる。別の事件で真壁・宮下コンビにまた会いたい。

2024/02/26

ma-bo

真壁、宮下両刑事のコンビが全編にわたって登場。二人が揃って主役は「痣」以来かな。神田川の護岸に設けられた排水口から、遺体が発見される。遺体は地下水路の暗渠を通って流れ着いたと思われる。エリート幹部の姪で帰国子女のお守りを命ぜられ、両刑事は遊軍扱い。暗渠で見つかった死体の捜査と、交互に語られるDVから逃げてきた母子を匿う親切な老女と事件の関係は?途中まではあまりのめり込めなかったが物語が繋がり出す中盤からは熱を入れて読むことが出来た。

2024/04/21

ゆみねこ

神田川の排水口から遺体が発見された。台風の雨で増水した影響で地下水路の暗渠を通って流された遺体。他殺体と確認され捜査にあたることになった真壁・宮下のコンビ。そこに修士論文作成のため捜査を見学させて欲しいとひとりの大学院生が加わる。迷路のような地下水路、更に2体の遺体も発見。殺害された被害者たちの正体と、隠された犯罪の闇。面白くないわけではないけど、なんかスッキリ出来なかった。

2024/02/20

ごみごみ

真壁・宮下コンビには、他の伊岡作品でもお会いしたことがある気がするが、タイトルが思い出せない。この2人が謎の女子大生のお守り役を仰せつかり、遊軍の立場で、ある凄惨な事件に関わっていく。老女が語るパートと事件がどう関わっていくのか?全く予想がつかない。『暗渠』と呼ばれる地下水脈に吸い込まれ、深い闇から抜け出せなくなるような不気味さを感じた。後半の急展開から一気に事件の全容が明らかになっていき、読む手が止まらない。スッキリ、というより虚しさが残るラスト。残虐で痛々しいシーンがあるので苦手な方は要注意!

2024/02/21

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