KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

貧乏神あんど福の神 怪談・すっぽん駕籠 (徳間文庫)

貧乏神あんど福の神 怪談・すっぽん駕籠 (徳間文庫)

貧乏神あんど福の神 怪談・すっぽん駕籠 (徳間文庫)

作家
田中啓文
出版社
徳間書店
発売日
2022-06-08
ISBN
9784198947491
amazonで購入する Kindle版を購入する

貧乏神あんど福の神 怪談・すっぽん駕籠 (徳間文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

タイ子

シリーズ第2弾。今回も笑ったわ。超超貧乏長屋に住む絵師の幸助。幸助だけに姿を現す貧乏神のせいでお金になる話が入ってきても必ず何か落とし穴があるという何とも不運な男。それでも今の生活を幸せと感じて過ごしているのがいい。今回は駕籠の乗客が途中で消え、翌日その男の絞殺死体が川で見つかる事件。駕籠かきの2人が犯人として捕まってしまう。幸助が内職をしている筆屋の丁稚の活躍話が笑える。小さい事が少しづつ大きな笑いになる面白さが田中さん流。恐いもの知らずの男を怖がらせたら3千両もらえる話に幸助も参加。この顛末は怖い!

2022/06/15

ぜんこう

最初が第三話…あ、借りる順番間違えた😖 久しぶりに田中啓文さんを読みました。読みやすい、でも個人的にはもっと駄洒落が欲しい😅(個人的には田中啓文さんのSFが好きなんやけどね)。貧乏神こと浪人・絵師の葛幸助が疫病神や福の神とどのように出会ったのか知るために前作を読まねば。

2023/07/07

さくさくと♪一作目も余りハマらなかったのですが、今作もちと…。前作より楽しめたので、次作も読みます(^_-)-☆

2023/04/06

きょん

駕籠かきが放り出した客が別の場所で死体となって発見される「すっぽん駕籠」と幸助に美人画襖絵の依頼が来る「怖い絵」の2編。すっぽん駕籠は落語の登場人物っぽいとぼけた駕籠かきのキャラで和んだが、後半は幸助の弟弟子で贋作師兄妹の不幸な結末が悲しすぎて笑えない。登場人物が酷い目に遭いつつも笑えるお話の方が好きかな。お福旦那の正体はまだ明かされず。

2022/06/28

小梅さん。

お福旦那、いったい何者なんだ。 でも、誰であったとしてもかまわないかな。 幸助との相性のよさがあんなに素晴らしいんだから。 駕籠屋の牛次郎と良太もいい味出してたなぁ。 またの登場に期待。 袖ちゃんの一件、よかったねぇ。ああいう価値観って大事だし。弘法堂の主がそういう感覚をちゃんと持ってる人でよかった。 贋作絵の事件、切ない。 そんなことを引き起こした奴は、ちゃんと報いを受けてもらわなくちゃ。 お福旦那と幸助のタッグ、最高。

2022/07/03

感想・レビューをもっと見る