読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

あるいは酒でいっぱいの海 (河出文庫)

あるいは酒でいっぱいの海 (河出文庫)

あるいは酒でいっぱいの海 (河出文庫)

作家
筒井康隆
出版社
河出書房新社
発売日
2021-08-05
ISBN
9784309418315
amazonで購入する Kindle版を購入する

あるいは酒でいっぱいの海 (河出文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

徒花

まあまあ。筒井康隆が初期のころに書いたショート・ショートをまとめた一冊。ショート・ショートとしてのおもしろさはあまりないけれど、物語の背後に回ってジャーマン・スープレックスを仕掛けながら床に叩きつけるような展開はいかにも筒井センセイっぽくて嫌いじゃない。事件編と解決編に分かれているミステリーっぽい作品があってオッと思ったけど、結末を読んでなんか脱力してしまった。

2021/09/28

優希

面白かったです。筒井サンのショートショート集。未発表の初期作品の寄せ集めといった感じでしょうか。グロテスクでナンセンスなものばかりですが、それが味なんですよね。

2021/11/15

Shun

筒井康隆の最初期のショートショート集。この度、河出文庫より復刊を果たし貴重な初期作品を存分に味わえます。ちなみに私が本作を知ったのはビブリオ雑学漫画のバーナード嬢に依る。タイトルの元ネタはデイヴィッドスンの「あるいは牡蠣でいっぱいの海」から採られており本書の解説にも載っていることだが、当時のSFネタに詳しくない編集者によって「海水が酒に・・・」というなんとも気の抜けたタイトルに変えられてしまったという逸話には苦笑しかない。さて収録作については、小気味いいオチや不条理な世界など種々様々の小品を楽しめました。

2021/08/21

活字スキー

大阪が生んだ文豪・筒井康隆御大の昭和期に刊行されたショートショート集のうち、長く絶版状態であったものが令和になってめでたく再刊。なんせ収録されているのが、60年刊行の同人誌から一番新しいものでも76年の週刊小説に掲載され単行本化の機会なく埋もれていたものだったりするので、有名な表題作以外は初読のものばかりだった。筒井作品未経験者には到底オススメできるはずもない、御大らしさと昭和の空気を感じさせられる一冊。

2022/02/10

のれん

時に下品、時に意味を持たぬ羅列、時に神経質な気色悪さ。筒井康隆作品を年代バラバラに詰め込んだおかげでうまくジャンルを分けてるような気もする。 「女の年齢」「体臭」「善猫メダル」「脱ぐ」「底流」がお気に入り。ふとした時に頭に思い浮かべる、とても世間には出せない反社会的思考。それを客観視した時に気持ち悪さを覚える人はそういった思考をよく考える細かさが必要だろう。 ひょっとしたら作者は非常に丁寧な人物なのかも知れない。無論、それを全力で茶化せる人でもあるだろうが。

2022/02/20

感想・レビューをもっと見る