KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

貧乏するにも程がある 芸術とお金の“不幸"な関係 (光文社新書)

貧乏するにも程がある 芸術とお金の“不幸"な関係 (光文社新書)

貧乏するにも程がある 芸術とお金の“不幸"な関係 (光文社新書)

作家
長山靖生
出版社
光文社
発売日
2008-01-17
ISBN
9784334034351
amazonで購入する Kindle版を購入する

ジャンル

貧乏するにも程がある 芸術とお金の“不幸"な関係 (光文社新書) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

へんかんへん

それ以外の生き方を知らない

2016/09/23

pom

田山花袋「蒲団」国語のテスト対策で題名とかだけ覚えたものであったが、ストーカー小説らしい。夏目漱石の話がよく出てきたが、昔の人は全く返してくれるあてのない人にも平気でカネを貸していたし、平気で踏み倒していたそう。

2016/06/22

Hidetaka Ohtsubo

経済と芸術の関係を語るにあって、作家の生活に着目すると言うのが面白い。文体に力があり、自虐にはユーモアがある。引用も不足を感じさせない。むしろよくぞここまで、と感心しきり。著者の小説に対する、まるで親戚の子どもを目を細めて愛玩するような、眼差しを感じる、いい本だ。

2015/02/04

Mimi Ichinohe

あ~面白かった♪著者の深い造詣と文章力があるゆえ平易に語られる文学者談義。私、二葉亭四迷の『浮雲』読んだことあったかな?本棚みてこよう。まだだったら読まねば。『とか言つてもらいたかツた』なんて今っぽい表現が明治文学の中にあったなんて。作家だって、作品を書くということのほかに「生きる」という根本的なことをしているためにお金が必要。となれば、そのお金について考えるのは作家を知る重要な手がかり。文学が作品だけで成立するのではなく作家の命と寄り添っていることを思い出さされたなぁ。

2018/08/18

Hiroki Nishizumi

面白かった。文化は差別の温床との視点はなかなか良いと思つた。価値観の転換など考えさせられることが多かった。

2014/08/03

感想・レビューをもっと見る