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セシルのもくろみ (光文社文庫 ゆ 3-6)

セシルのもくろみ (光文社文庫 ゆ 3-6)

セシルのもくろみ (光文社文庫 ゆ 3-6)

作家
唯川恵
出版社
光文社
発売日
2013-04-11
ISBN
9784334765538
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セシルのもくろみ (光文社文庫 ゆ 3-6) / 感想・レビュー

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相田うえお

★★★☆☆19072 まさか雑誌の読者モデルに選ばれるなどとは思いもせず採用となった女性が主人公。モデル同士の見栄の張り合い!足の引っ張り合い!まさに女の戦い!そんな凄い現場に男性が安易に近づいたら大怪我しそう〜。これ、上玉の作品でした。光と影の絶妙なバランスを保ちつつ、巧みに人物像を引き出してます。もう、お見事!あっぱれ!そういうことです。あっ、そうそう、作品内で古い物を大事に使っていくってーのがありましたが、自分の持ち物で大切に長〜く使ってる物って何だろ?んー、父親から受け継いだ懐中時計かな?

2019/08/08

☆ゆう☆

ドラマ化されるとのことで読んでみた。さらりとすぐに読了。専業主婦の奈央が友人に誘われ読者モデルに応募するところからはじまる。普通の主婦だった奈央が、読者モデルとなり、専属モデルにまで上り詰めるストーリー。華やかに見えるモデルの世界も実は女の僻みや、妬みが渦巻いていた。悩んだり、挫けそうになりながらも、めげずに努力を続け、最後には自分の意志をしっかりともち、覚悟を決め自分のスタイルを確立する奈央の成長がよかった。やっぱり輝いている女性はかっこいいし、憧れる。私のこころにも「セシル」はいるだろうか。

2017/06/15

ぶんこ

専業主婦から読者モデルになった奈央が専属モデルになるまでの女の園が描かれていました。「女性の中にはセシルがいる」とは思うけれど、ここに出てきた女性たちにはセシルの繊細さよりはもっと猛々しさを感じました。「オシャレをするのは男性の目よりは同性の目を意識」には(そうそう)と強く反応。特にオシャレに意識の高いモデルさんだけに怖い。ずっと奈央に好意的だったので最後の展開には脱力。編集長もミーナ奈央もなんだかなぁ。ミーナが最もセシルらしかったかな。

2018/08/02

らむり

「おいおい、これで終わり?」というエンディング。奈央の不貞は糾弾されないまま?ドラマは見てませんが、奈央役は真木よう子さんかな??

2017/09/20

カピバラ

うーん。女って業が深いなあ…という気持ちにさせられるお話。奈央の夫の反対や息子の反抗期とかで揉めるかなと予想してたけど、家庭は円満で都合がいいなと思いました笑。セシルが、「悲しみよ、こんにちは」のセシルだと知り納得。女はみんな強か。

2015/04/18

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