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ヴァニティ (光文社文庫 ゆ 3-7)

ヴァニティ (光文社文庫 ゆ 3-7)

ヴァニティ (光文社文庫 ゆ 3-7)

作家
唯川恵
出版社
光文社
発売日
2014-05-13
ISBN
9784334767358
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ヴァニティ (光文社文庫 ゆ 3-7) / 感想・レビュー

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☆ゆう☆

恋愛モノの中短編集。ハッピーエンドではない話も、前向きになれたり考えさせられたり。短いながらも一つ一つの話が読み応えがある作品が多い。短編集はどうしても物足りなさを感じることが多いが、これは満足。仕事、恋愛、結婚…人生というものに悩みはじめると、「こんなはずじゃなかった」と多感になってしまうのが20代30代。共感できてしまう部分が殆どだが、それでもまだ色々な価値観があることに気づかされる。まさに恋愛は後悔の連続だと思う。アレもコレも彼女たちみたいに未来へのステップになれば良いのだけど…。(iBooks)

2014/10/15

mayu

遥か昔に持っていた感情…仕事や恋、結婚に虚栄心や自惚れ虚しさを抱いていたあの頃に共感して懐かしさを覚えた。とても読みやすかったです。

2019/09/15

ミーコ

久しぶりの唯川さん。「こんなはずじゃなかった」との戦い。そうそう❗と思いながら読んだり・・・。中短編集ですが 面白かったです。「婚前」は読むにしたがって ゾワゾワ なんなんだろう この二人は!とある種 ホラーの様なゾクリ感が有りました。「明日までの距離」はオチに え~っ となりました。1番好きだったのは「手のひらの雪のように」で、幸せが待っている終わりが良かったです。

2017/04/04

カピバラ

こんなはずじゃなかった…という言葉はいつも女性に付きまとうと思う。完全に満足して生きている人(特に女性)なんてたぶん一握りだろうから。人生の、あの時に戻れたらな~なんて思うのはしょうがないことだけど、そんなことを言っていてもしょうがないので、前を向くしかありません。物語は、虚栄を抱えた女性たちが主人公で、あるあるなこともたくさん出てきて、打ちひしがれることも(笑)ありの~ままで~♪生きていけたら幸せなんでしょうね…。結婚を前にビデオテープに翻弄されるカップルの話が、唯川恵版、星新一みたいで面白かったです。

2014/07/02

のんすけ

表紙に惹かれて購入。共感する話が多かった。本紙の所々に入っている挿絵のようなイラストも、なんだかウキウキして楽しかった。最後の「あしたまでの距離」が一番好き。私もやりたい仕事は今、生活のために我慢している。でも自分で我慢と言い訳して動かないだけなのかもとも思った。

2014/06/03

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