KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

乗りかかった船 (光文社文庫 た 51-1)

乗りかかった船 (光文社文庫 た 51-1)

乗りかかった船 (光文社文庫 た 51-1)

作家
瀧羽麻子
出版社
光文社
発売日
2020-11-10
ISBN
9784334791100
amazonで購入する Kindle版を購入する

ジャンル

乗りかかった船 (光文社文庫 た 51-1) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

さてさて

『仕事は結果だ。結果を出せなければ、どう弁解しても負け犬の遠吠えにしかならない』。北斗造船という造船会社で働く七人の人物に順に光を当てていくこの作品。そこには、様々な年齢、性別、そして部門で働く人たちの仕事に対する直向きな思いを見ることができました。不本意な『人事異動』に苦悩する瞬間が描かれるこの作品。他にはあまり類を見ない管理職ならではの苦悩に光を当てていくこの作品。極めて読みやすく綴られていく物語の中に、瀧羽さんらしく丁寧に描かれる心の動きの描写にとても魅了される”お仕事小説”の傑作!だと思いました。

2023/06/15

http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2024/01/post-99b8a0.html まったく知らない造船業界の話が、興味深かったです。

2024/01/20

(*'ω' *)@k_s

図書館本~北斗造船という中規模造船企業を中心に描かれる7つの短編集。「配属」「異動」「昇進」「左遷」-人事という舵が彼らに新しいドラマを生む-今まで知らなかった造船業という職業がとても新鮮でした。会社という組織にいれば、誰もが経験する人事異動、希望でないものも、畑違いであることも…ありますよね^^;エレカシの『俺たちの明日』聴きながら読了しました♪社員の船に対する愛情が文章から滲みでてきてます(笑)この会社はいい(*´艸`)著者2冊目、『うさぎパン』と色はだいぶ違いますが、これも好き(*'ω' *)

2020/12/16

yoshiko

ある造船会社の人事を軸にした連作短編。いろいろな部署の若手から役員までが出てきて、共感しながらとても面白く読みました。希望の部署に行けないと嘆く青年も、昇進して違う部署で部下を持つようになった課長も、悩みながら奮闘していく。北斗造船、いい会社だなぁ。各章のタイトルも秀逸。

2020/12/29

くろにゃんこ

旅に出る話かと思ったら造船会社で働く人たちの連作短編でした♪私は人事異動のあるところで働いたことがないのですが、全く希望していない職種で働くって複雑ですよね…決める人事の人も大変なのだろうけど、適材適所とその道を自分が信じて歩けるか・・・難しいなぁ(*_*)

2022/07/22

感想・レビューをもっと見る