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セシルのもくろみ

セシルのもくろみ

セシルのもくろみ

作家
唯川恵
出版社
光文社
発売日
2010-02-19
ISBN
9784334926953
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セシルのもくろみ / 感想・レビュー

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ウッディ

読者モデルに抜擢された主人公、モデルとしてのポジションを上げるために、あざとさを身に着けていくストーリーは、女性のしたたかさを感じました。ドラマより本の方が圧倒的に面白い! やはり原作の主人公の方が素人っぽくて、リアリティがあるような気がします。ドラマで主人公演じる真木よう子さんは、魅力的な女優さんではあると思うのだけれど、ヤンキー上がりの主人公が、なぜ読者モデルに抜擢されたのか、あれだけ細いのに、なぜダイエットしてるのか等、???がぬぐえませんでした。

2017/08/12

おかだ

ドラマが始まる前に!面白かった。ドラマのキャストで想像しながら読んだけど、これはかなり華やかで楽しそうだな~。普通の専業主婦が読者モデルからプロのモデルへとステップアップしていく物語。女同士の火花バチバチにゾッとしながらもワクワク…。概ね楽しめたけど、ラスト付近の奈央と編集長の関係だけはいただけない。レガシエ…という素敵な肩書きに相応しく、家庭を大事にする情緒の安定感と気高さを見せて欲しかった。

2017/07/07

パンダ

一見、華やかに見える世界も色々あって大変だなぁと思いました。奈保が主婦からモデルへと成長していく描写も良かったです。家庭と仕事の両立は家族の協力も必要だが、なんとしても自分のやる気が大切だと思いました。編集長との関係はなかった方が良かったです。ちょっと残念…。

2016/01/06

あきちゃん

思っていたより毒も少なく、少し類型的な描写も感じたが、さすがに面白く、さくさく読めました。最後の編集長とのくだりは違うんじゃない?と思ったけど、一度くらい情動に身を任せることがあってもいいのかもと思い直したり。成長した奈央のその後が楽しみ。大きく前を向いて進んで欲しい。ドラマも楽しみです。

2017/07/16

あつひめ

女の中に巣食う天使と悪魔。女性誌連載されていただけあって女の本音をばら撒いている。主人公奈央がちょっとよい人過ぎるけど。まぁ、そういう引っ込み思案ぽくて実は貪欲な場合もあるし。人は墓場まで持って行く秘密を持つと強くなる。守るためかやり直すためか。女の妬み僻み嫉妬は美しくなるためのエッセンスであり、自分を卑しく貶める爆弾でもある。華やかな世界にうごめく女の本音・・・。どんな世界にも転がっているできごとかもしれない。でも、人に見られることで普通の主婦も美しくなっていく・・・って言うのには同感!!

2011/02/25

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