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20 CONTACTS 消えない星々との短い接触 20 CONTACTS:A Series of Interviews with Indelible Stars

20 CONTACTS 消えない星々との短い接触 20 CONTACTS:A Series of Interviews with Indelible Stars

20 CONTACTS 消えない星々との短い接触 20 CONTACTS:A Series of Interviews with Indelible Stars

作家
原田マハ
出版社
幻冬舎
発売日
2019-08-10
ISBN
9784344034990
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「20 CONTACTS 消えない星々との短い接触 20 CONTACTS:A Series of Interviews with Indelible Stars」の関連記事

小説家・原田マハ完全プロデュース! 京都・清水寺で8日間限定の展覧会開催決定

 9月1日(日)~8日(日)の8日間限定で開かれる「CONTACT つなぐ・むすぶ 日本と世界のアート展」の記者会見が8月9日都内で行われた。

 本展の総合ディレクターを務めるのは、キュレーターとしてのキャリアをもつ小説家の原田マハさん。会場は美術館ではなく世界遺産の京都・清水寺、開場は朝7時、書き下ろし小説『20CONTACTS 消えない星々との短い接触』(幻冬舎)と連動、と異例づくしの展覧会だ。

 きっかけは、自身も所属するICOM(アイコム/国際博物館会議)の世界大会が同時期に京都で開催されることだった。「ICOMのスローガン『戦争で分断された世界をミュージアムで再びつなごう』に感銘を受け、彼らをサポートしたいという気持ちで今回の企画展を立ち上げました」と意気込みを見せる。

 展示の特徴のひとつに、美術品、マンガ、映画、文学という4つのジャンルにまたがっていることがあげられる。「日本人がどうやって世界のアートを受容してきたのか、『コンタクト』をテーマにキュレーションしました。中心となったのは雑誌『白樺』(近代日本最大の文芸・美術同人誌)とゴッホ…

2019/8/25

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20 CONTACTS 消えない星々との短い接触 20 CONTACTS:A Series of Interviews with Indelible Stars / 感想・レビュー

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starbro

原田 マハは、新作をコンスタントに読んでいる作家です。 「CONTACT つなぐ・むすぶ世界と日本のアート」 https://contact2019.com/ と連動した綺羅星巨匠ファンタジー連作ショートショート、楽しみながら読みました。 オススメは『ちょうどいいとこ-4番目のコンタクト黒澤明-』&『ピカレスク-15番目のコンタクト オーブリー・ビアズリー-』です。

2019/09/24

旅するランナー

芸術家20人を訪問し語り合う、空想のマハ子の部屋。短い対話ですけど、内容が凝縮されて深イイ。清水寺で作品と向き合った時も、それぞれが語りかけてきた感じがしました。時空を超えたコンタクトを体験できました。マハさんが素敵な手土産を持参し、自画自賛するのも面白い。この本自体が、アート好き読者への素晴らしい手土産ですネ。読む。読むとき。読まねば。読め貴方!

2019/09/14

おしゃべりメガネ

マハさんのアートモノが好きな読書さんにはハマるのかもしれませんが、正直私はマハさんのアートモノがちょっと苦手でして、本書も正直、あまり興味がわかないためか、ちょっと集中力に欠けてしまい、流し読みになってしまいました。映画好きな私には「黒澤明」さんと「小津安二郎」さんのトコはビシッと読めましたが、他の方々の章は(特に美術系)あまりアタマに入ってこなかったです。そもそもマハさんが夢のある話を書きたいように書いた形のコンセプトなので、第三者がとやかく言う筋合いはなく、興味のあるトコだけでも楽しめたらいいかなと。

2019/09/16

AICHAN

図書館本。昨年7月に予約してようやく手に取った。「ポール・セザンヌ」「黒澤明」「アンリ・マティス」「川端康成」「バーナード・リーチ」「棟方志功」「オーブリー・ピアズリー」「小津安二郎」「手塚治虫」「宮沢賢治」「フィンセント・ファン・ゴッホ」…等々。20名の芸術家、小説家、漫画家等をマハさんが訪問する短編集。といっても実際に訪問するわけではない。何しろ20名の大半は故人なのだ。あくまでフィクションであって、彼らのことをよく知っているマハさんだからこそできたマハ・マジックだ。

2021/09/03

のぶ

この本が世に出たきっかけは冒頭に記されているが、ICOMなる団体にマハさんが入っている事に始まる。この団体の説明は省くが、マハさんの選んだ物故者20人に対し、仮想の接触をすべく書かれたもの。そんな20の掌編小説が収められているが、読んだ印象は、朝の目覚め前のまどろんでいる時に見る夢のような、何か幻想的な物語が多かった。黒澤明、川端康成、手塚治虫、ゴッホ等、知らない人物も混じっていたが、面白い構成の本だった。時空を飛び越えた話は、著者の博識ぶりが出ていて、とても楽しい気分にさせてくれた一冊だった。

2019/08/28

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