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揺れる心の真ん中で

揺れる心の真ん中で

揺れる心の真ん中で

作家
夏生さえり
出版社
幻冬舎
発売日
2019-09-19
ISBN
9784344035126
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「揺れる心の真ん中で」のおすすめレビュー

恋愛ツイートが「共感しかない」著者による、悩める女性に響くメモワール・エッセイ

『揺れる心の真ん中で』(夏生さえり/幻冬舎)

 私はこれまで、どんな価値観を持ちながら人生を漂ってきたのだろうか。SNSのフォロワー数計22万人超の夏生さえりさんが手掛けたエッセイ集『揺れる心の真ん中で』(幻冬舎)をめくると、これまでの人生に目を向けたくなる。

 夏生さんは恋愛系のツイート等で多くの女性の共感を集めるフリーライター。彼女が投稿する言葉に共感し、心打たれている女性は多い。本書は、27歳から28歳までの1年間にWEBマガジンサイト「幻冬舎plus」にて連載されていたエッセイのほか、他の媒体に寄稿したものや書き下ろしも追加され、まとめられた作品。

 連載中に、27歳直前に出会った彼と暮らし始め、結婚したという夏生さんは恋愛や暮らしへの価値観がどんどん変わっていく自分に驚きながら文字をしたため続けた。作中には彼女いわく「若気の至りに甘えた作品」もあるという。

“どうか、とある女の一年を、成長を見守るような気持ちで最後までめくってもらえると嬉しいです。”

 そう語られた物語の中には、「私」の日常に近いものもある。飾り立てない夏生さんの日常を垣間見る…

2019/10/18

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揺れる心の真ん中で / 感想・レビュー

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M.

さえりさんの本が好きで出るたびに読むんだけど、なんか今回のはイマイチ。不倫に片足突っ込んだとか浮気しても何も感じなかったとか書いてあってこんな人だったのかと思ってしまった。常にクリーンでいろというわけではないけど、わざわざ書く必要がないことを書くぐらいには悪いことをしたとは思ってないのでしょうか。

2019/09/21

ゆずぽん

やわらかい言葉で綴られているので読みやすい。性格的に似ているような気がする。参考になるところも結構あったので、役立てたい

2020/04/12

ゆゆ

自分の何気ない日常を 感じていく感情を 俯瞰して見ているかんじ だけどその行為こそが 日常のいとおしさを増長させている 自分の人生の近い経験や感情を 重ねて、思い出したり切なくなったり あの説明できないふわんとしたもやは、 わたしただけじゃなかったってほっとする 過去を受け止めて肯定して 未来を楽しむ 私も自分の人生を書きたくなるような素敵な本でした。 優しい文章もすてき。

2019/12/06

koy_ou

素敵なエッセイ集。さえりさん好き。

2019/10/12

きいろ

webで連載していた時から好きで読んでいたので、書籍化されて嬉しかったです。webとは違って紙の質感を感じながら、ひとつひとつ自分の中に落とし込むように大切に読み進めました。さえりさんの言葉に出会うたびに、自分の中の真っ黒いシミが淡く滲んで消えていく感覚があります。「不安定でも、それでもいいじゃない」この本にそうやって励ましてもらえた気がします。読んでよかった◎

2019/10/01

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