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神さまのいうとおり

神さまのいうとおり

神さまのいうとおり

作家
谷瑞恵
出版社
幻冬舎
発売日
2021-05-26
ISBN
9784344037939
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神さまのいうとおり / 感想・レビュー

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モルク

父が仕事を辞め、農業をやりたいと一家が越してきたのは母方のひいおばあちゃんの家。高校生の友梨は、小さい頃そこで暮らしていたこともあり、幼なじみたちをまじえた家族の連作短編集。川、縁側、稲荷…そしておまじない、風習、言い伝え…ひいおばあちゃんが教えてくれる様々なことが、壊れかかっていた家族を救ってくれる。友梨と幼なじみの瑛人が、最終話で「いつもより近い距離で肩を並べ、どちらからともなく手を取り合ったとき…」わぁ!青春だわ!迷信言い伝えってめんどくさいと思っていたけど、結構いいものだね。

2021/11/19

のぶ

自分では体験したことはないのに、強い郷愁を感じた。描かれるのは一見バラバラな家族。会社を辞めて主夫になった父親。そんな父を疎ましく感じる娘と、マイペースな夫との関係に悩む母親。一家は娘のひいおばあちゃんの住む田舎に、引っ越すことになる。そこで起こった6つの連作の作品集。作中ではひいおばあちゃんの言っている事が展開の中心になる。迷信で何の根拠もないのに、不思議と効いてしまう様々な出来事。どこか民俗学と結びついているのではと感じた。谷さんの「めぐり逢いサンドイッチ」とは一風違った作品だった。

2021/06/08

とろとろ

どんな話かと思ったら、都会から田舎にUターンしてきた家族が、その土地に昔から言い伝えられている迷信、風習、おまじないをそれぞれの思いを連作風に語る、ていう事だったんだな。縁起が良い悪い風習とか言い伝えとかは自分もたくさん聞いていて、今でも、北枕はダメとか、茶柱が立ったら良いとか、耳たぶが大きいとお金持ちとか、すぐに幾つも出てくる話ではある。これを迷信として全て聞き流すよりも、これは先人の経験則の統計的な結果であると冷静に考えてみれば、決して馬鹿にしちゃいけないってことを肝に銘じておくべきだ(^o^)。

2021/11/20

みかん🍊

主夫になった父が農業をしたいと曾祖母の田舎の家へ家族で移り住んだ高校生友梨だったが、幼馴染み達とはすぐ馴染めた、曾祖母は昔ながらの言い伝え、おまじない、風習を信じる人で、橋の下で拾ってきた、縁側から出たら縁側から入る、狐が猫を配る、絡まりはおまじないで解ける、疳の虫、人形の身代わり、糸が背中を守る、知ってる様な聞いた事があるよな不思議な話だが昔からの意味がちゃんとあって馬鹿にできない。今や忘れ去られ知らない人も多いし時代に合わない事も多いが伝えて行くことは大切で救われる事もある。

2021/07/26

ひさか

2021年5月 幻冬舎刊。橋の下の幼なじみ、縁側の縁、猫を配る、絡まりほどける、虫の居所、背を守る糸、の6つの連作短編。父が仕事を離れたことで、田舎の曾祖母のところで暮らすことになった家族と周りの人々のお話。昔の知恵的なものを用いて身の回りの問題を解決していく様子が楽しい。狐や小鬼の話をする曾祖母の周りから伝わって行くやさしくのんびりした展開が楽しくて面白い。

2021/07/28

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