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生活を創る(コロナ期) どくだみちゃんとふしばな9 (幻冬舎文庫 よ 2-41)

生活を創る(コロナ期) どくだみちゃんとふしばな9 (幻冬舎文庫 よ 2-41)

生活を創る(コロナ期) どくだみちゃんとふしばな9 (幻冬舎文庫 よ 2-41)

作家
吉本ばなな
出版社
幻冬舎
発売日
2023-09-07
ISBN
9784344433205
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生活を創る(コロナ期) どくだみちゃんとふしばな9 (幻冬舎文庫 よ 2-41) / 感想・レビュー

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ミス レイン

noteを購読していないのでコロナ禍真っ最中に、この状況をどう見ているのか興味があった。国の施策や自粛下の街の様子への考察が多いかと思いきや日々のご自身の生活にフォーカスされていた。義父さんが最晩年のこともあってのことだろう。そのせいかこれまでより少しシャープな目線になったような。読了すると何を読んだかわからなくなりやすいシリーズなんだけど、必要な時に意識下から何か浮き上がってくるのだろう、著者のいうように。いつかここでさらりと語られたことが熟考されて再び文章になるのが楽しみ。

2023/10/12

sazen

190ページに生活人として大事なことが書いてあった。どんなに悲しい状態であっても、家事はやってしまうことなる。手を動かしているうちに「今」を生きることになる、と。家事に対して、「やることがあってそれが救いになる」という発想自体がなかった。そして、これまでたくさんの色々な出版社と対峙してきたばなな氏が、幻冬舎を選択した理由が書かれていて、信用できる本だと思った。ここを読んで、こういう本を買おうと思った。文章を消費者に届ける会社が作家をどう扱っているかって、大事だよな。私達から見えないだけに。

2024/03/10

ちいこ

隙間時間に読むにはちょうどいい感じで、なるほどなぁ、と毎回楽しんでいます。

2023/12/23

いくえ

ばななさんのエッセイを新しいものから順番に読もう、と決めて読み始めた。このシリーズはメルマガをまとめたものみたいやね、ブログとかよりも「ばななさんの文章を読もう」と思ってる人が読むものやから他のものより身内的?という感じでかなり赤裸々に書いてはるので、ばななさんの強い部分が濃い。読むだけでこちらの心が負けてしまうこともあったけど、うんうんと共感できる部分ももちろんある。 でも一旦、どくだみちゃんは置いといて他の出版社から出てるものを読みます(笑) 読むのにパワーがいる本でした〜。

2024/02/19

Beniirodrop

ばななさんの本を読むと、見えない世界に私が感じていることを、ああわかってくれる人がいると安心するとともに、何よりも見える現実と生活の愛おしさと面倒臭さを受け入れていて、うん、やっぱりそうだよね。と地に根を張れる。戻ってこられる場所という感じ。 50代からのばななさんの本は特に安心感と、そう感じながらいていいよね?こうやって感じたり、考えたりする人が他にもいてくれるのなら、世の中すてたもんじゃないなと。力をくれる。

2023/11/15

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