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吉本ばなな

職業・肩書き
作家
ふりがな
よしもと・ばなな
別名義
よしもとばなな

プロフィール

最終更新 : 2019-11-18

1964年東京都生まれ。日本大学藝術学部文芸学科を卒業。詩人や思想家として知られる吉本隆明を父に持ち、母は俳人の吉本和子、姉は漫画家のハルノ宵子。

1987年『キッチン』で第6回海燕新人文学賞を受賞しデビュー。翌年の1988年には『ムーンライト・シャドウ』で第16回泉鏡花文学賞を受賞。さらに1989年には、『キッチン』と『うたかた/サンクチュアリ』で第39回芸術選奨文部大臣新人賞を受賞、『TUGUMI(つぐみ)』で第2回山本周五郎賞受賞するなど受賞が続く。1995年に『アムリタ』で第5回紫式部文学賞受賞。2000年には『不倫と南米』で第10回ドゥマゴ文学賞を受賞した。また、1993年に受賞したイタリアのスカンノ賞をはじめ、イタリアではフェンディッシメ文学賞『Under 35』やマスケラダルジェント賞文学部門、カプリ賞など、複数の賞を受賞。

そのほか、『『違うこと』をしないこと』『おとなになるってどんなこと?』『にぎやかだけど、たったひとりで 人生が変わる、大富豪の33の教え』『吹上奇譚 第一話 ミミとこだち』『切なくそして幸せな、タピオカの夢』など著書多数。

ロング・ベストセラーとなった『キッチン』をはじめ、諸作品は30数カ国で翻訳され、海外でも注目されている。また、『キッチン』『つぐみ』『kitchen キッチン』『アルゼンチンババア』『白河夜船』『海のふた』など、映画化作品も多い。

受賞歴

最終更新 : 2018-06-08

2000年
『不倫と南米』第10回Bunkamuraドゥマゴ文学賞
1987年
『キッチン』第6回海燕新人文学賞
1988年
『キッチン』第16回泉鏡花文学賞
1989年
『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』第39回,昭和63年度芸術選奨文部大臣新人賞
1989年
『TUGUMI(つぐみ)』第2回山本周五郎賞
1993年
スカンノ文学賞(イタリア)
1995年
『アムリタ』第5回紫式部文学賞
1996年
第1回アンダー35賞(イタリア)
1999年
銀のマスク賞(イタリア)
2011年
カプリ賞(イタリア)

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やまじえびね×吉本ばなな。『女の子がいる場所は』&『かわいそうなミーナ』発売記念! 10年越しの初対面で語り合う「漫画」と「小説」のこと

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 漫画家・やまじえびねさんの5年ぶりとなる新刊『女の子がいる場所は』と『かわいそうなミーナ』を読み、いち早く感想をTwitterに綴ったのは小説家の吉本ばななさんでした。2012年に書かれた吉本さんのブログの記事をきっかけに交流がはじまり、やまじさんの新刊が出るたびメールを交わしてきたおふたりの、意外な共通点も明らかになった初対談。《この人の絵で描かれると全てが瞑想のよう。だからこそ描かれている現実がまっすぐに入ってくる》と、吉本さんを唸らせた新作について、長く漫画を読み続けてきた吉本さんから見たやまじえびね作品の魅力や、それぞれに異なる、漫画と小説の生まれ方についてもお話をうかがいました。

(取材・文=鳥澤光、撮影=後藤利江)

やまじえびねさん(以下、やまじ):ばななさんとは、『鳥のように飛べるまで』という作品についてご感想をブログに書いていただいたのを読み、お礼のメールをお送りして、お返事をいただいたところからのお付き合いです。それがちょうど10年前のことでした。

吉本ばななさん(以下、吉本):そんなに経ちましたか!? ブログでは、《瞑想空間に…

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「ホラー映画の中で暮らしているようなもの」バンドマン以上にバンドマン!? な吉本ばななさん×SUPER BEAVER 渋谷龍太さん対談

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 2020年、結成15年の節目にメジャーレーベルとの再契約を果たしたロックバンド・SUPER BEAVER。そのボーカルの渋谷龍太さんを、熱烈に支持している人物がいる。押しも押されもせぬ人気作家、吉本ばななさんだ。 『都会のラクダ』(渋谷龍太/KADOKAWA)

 SUPER BEAVERの軌跡をたどる自伝的長編小説『都会のラクダ』(渋谷龍太/KADOKAWA)が発売されるタイミングで行われたこの対談は、吉本さんが、渋谷さんのお父様のお店「中国料理 昇龍」を訪れたことをきっかけに実現した。バンドのフロントマンと小説家の意外な共通点とは? ふたりはいったい、どのように物語を生み出しているのだろう? お話をうかがった。 (取材・文=三田ゆき 撮影=平岩享) 「俺だけじゃダメなんだ」。今の時代に見失われがちな、それこそが“バンド”

――吉本さんが、SUPER BEAVERや渋谷さんのことを知ったきっかけは?

吉本ばなな(以下、吉本):まず、私の友達が、SUPER BEAVERのことをすごく好きになったんです。2020年の春、コロナの影響で、SUPER B…

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恋人の前ではご飯が食べられない……鬱屈した自意識の果てに見つけた、愛について教えてくれた絵本【読書日記7冊目】

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2019年8月某日

 大勢の人がいる飲み会を1時間で抜けて、スーパーで大量の総菜を買い込み、レンジで温めもしないままの冷えた筑前煮と唐揚げと餃子をバリバリ食べた。茶色いおかずはもれなくおいしい。さっきまでいた飲み会でもご飯が並んでいたけれど、肩をすぼめて枝豆を2~3本食べただけだ。もちろん1回に2合の白飯を食べても全然平気な私が枝豆3本でお腹がいっぱいになるわけもなく、いつもこうして飲み会を気持ち早く抜けて家に帰って爆食いしている。

 誰かと一緒にいるのは好きだけど、人前でご飯を食べるのは恥ずかしくて居心地が悪い。いわんや、好きな男の人とをや、だ。

 私は好きな男の人と一緒にご飯を食べるのが苦手だ。

 逆にご飯を一緒に食べても安心できる男の人とはセックスできない。

 非日常と暴力の最果てのようなことをした相手と日常と安心の最果てのような行為を平然と行えるような人は人格がふたつ以上あるか、非日常の行為をした事実ごと忘れてしまった記憶喪失者かのどちらかだと本気で思っているけれど、世の中の大半の人はそのどちらも器用にできるらしい。なんであんなにヤバいことをし…

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「どんな雰囲気になるか楽しみ」 よしもとばなな『デッドエンドの思い出』映画化決定に大反響

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『デッドエンドの思い出』(よしもとばなな/文藝春秋)

 女性の絶望と復活を描いた『デッドエンドの思い出』が映画化決定。原作ファンからは、「あの名作が映画化するのか… どんな雰囲気になるか楽しみでしかたない!」「絶対に映画館で号泣する自信がある」と期待の声が続出している。

 同作はよしもとばななによる恋愛小説。韓国に住む主人公・ユミは遠距離恋愛中の婚約者を追いかけて名古屋にやってくる。久々の再会に心を躍らせていたユミが出会ったのは、彼のそばに寄り添う見知らぬ女性だった。婚約者に絶望して当てもなく名古屋の街をさまよう中、たどり着いたのはゲストハウスを兼ねた古民家カフェ。人生の終末を感じてしまうほど悲観していたユミだったが、オーナー・西山や常連客に癒され自分を取り戻していく―。

 主人公のユミを演じるのは少女時代のチェ・スヨン。西山役には、「BOYS AND MEN」に所属する田中俊介がキャスティングされている。

 このティザービジュアルに、「2人が和気あいあいとしてて泣けてきた…」「原作の空気感がバッチリ出てて最高」「田中くんの優しそうな笑顔が西山役にピッタ…

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小泉今日子の対談集発売! YOU、吉本ばなな、小池百合子ら25名と語った“これからのオンナの生き方”とは

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『小泉放談』(小泉今日子/宝島社)

 小泉今日子が人生の先輩との対談を通してオンナの生き方を考える、『小泉放談』が2017年12月6日(水)に発売された。  同書は、40代向け女性ファッション雑誌『GLOW(グロー)』で、2015年12月号から2年にわたり連載された「小泉放談」をまとめた対談集。小泉が著述家・湯山玲子(同書にも登場)と対談した際に“もっと人生の先輩たちに会って話を聞いてみたい”と考えたのをきっかけに、本人の発案でスタートした。2016年2月に50歳の節目を迎えた小泉が、YOUや吉本ばなな、樹木希林、美輪明宏、小池百合子など25名の人生の先輩たちと対談し、これからのオンナの生き方を考えている。今回の発売にあたって、小泉からコメントが届いたので紹介しよう。

この一冊が私以外の誰かにとっても人生のガイドブックのようになったら幸いでございます。小泉今日子

 『GLOW』2016年9月号での上野千鶴子との対談では、2人のアンチエイジングに対する考え方が新聞や女性誌、WEB媒体で取り上げられ大きな話題に。女性の年の重ね方に「一石を投じた」と好意的…

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「学校に行かない」ことを選んだ、10代の書き手・別府倫太郎くんによる読む人の心を揺さぶる瑞々しい作品集

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『別府倫太郎』(別府倫太郎/文藝春秋) 現代に生きる人たちは、仕事や勉強をするために必要なエネルギーを生み出すゼンマイ(もちろんゼンマイが比喩であることは言うまでもないのだけれど)を、毎日自分の手でギリギリと巻き、あと少し巻いたら切れてしまうくらいまできつくきつく締め上げて、それをほとんど緩めることなく生きている。

そうしなければならないのは、世の中が動いていくスピードが勢いを増しているからだ。10年前、いや5年前に比べても、日々処理しなくてはならないことは格段に増えてしまった。目の前に現れたことを自分に必要か必要でないかを基準にして峻別し、目が覚めている間はひたすら捌き続けなくてはいけない。もちろん世界中のいま知るべき大事なことや、面白い出来事に出会う機会が増えたのは間違いない。しかし悲しい事実や誰かの悪意(意識的な場合もあるし、無意識的なものもある)に心を痛めたり、集団やシステムが存続するための強烈な流れに飲み込まれるなどするうちに疲弊し、巻かれていたゼンマイがある日突然ブツンと切れてしまう人も増えてしまった。

もちろんこの原稿もそんな増えてしま…

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吉本ばなな『毎日っていいな』に学ぶ「心の栄養」をとる方法とは?

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『毎日っていいな』(吉本ばなな/毎日新聞出版) 毎日が慌ただしい。何かに追われている気がする。仕事。家事。育児。勉強。何かを頑張るってとても大事だけど、気持ちを張り詰めすぎていませんか? 「頑張らなきゃ!」なんて思わなくても、日々生活しているだけで、充分すごいことです。

日本では、2015年12月から企業で社員のストレスチェックが義務化され、今から2年後に定まるとされている残業時間の上限、月100時間 について協議が重ねられています。精神が健やかでない人が増えすぎて、国全体で対策をとるなんて、そしてその原因の多くが長時間労働にあるなんて。見えない縛りにがんじがらめになってしまっている日本の社会自体が、重たい病にかかっているのではないでしょうか。

過労死やうつ病に行き着いてしまうまで、追い詰められてしまう心を、どうすれば少しでも解放できるのか。自分の気持ち、考え方次第で少なくとも自分自身や周りの人を変えていきたいですよね。

同じことの繰り返しに思える毎日も、ほんの少し立ち止まるだけで、見え方が違ってくると、教えてくれている本が『毎日っていいな』(吉本ばな…

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村上春樹、よしもとばなな…人気小説に登場する「ゲイ」「オネエキャラ」から見えるものとは?

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『ゲイの可視化を読む-現代文学に描かれる〈性の多様性〉?』(黒岩裕市/晃洋書房)

 マスメディアで活躍する多くの性的マイノリティ=LGBT(レズ、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーの総称)タレントたち。メディア越しに表象(イメージづけ)されるLGBT像は、たしかにヘテロ(異性愛者)社会と彼らの距離を近づけたかもしれない。しかし、彼らが一個人となったときに経験する、多様な壁や生きづらさ、セクシャリティのリアルまでを教えてはくれない。

 では、より詳細に描写される文学作品では、彼ら(LGBT)はどう描かれ(可視化され)、何が隠され(不可視化され)てしまうのか? 人気作家である村上春樹、川上弘美、よしもとばななの作品に登場する、「ゲイの親友」や「オネエキャラ」などを題材に、その表象のされ方を読み解き、性的マイノリティをめぐる可視化の問題について考えるのが、本書『ゲイの可視化を読む-現代文学に描かれる〈性の多様性〉?』(黒岩裕市/晃洋書房)だ。

 近現代文学研究者で、ジェンダー・セクシャリティを専門とする著者の黒岩裕市氏は、本書で「偶然の旅人」(村上春…

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