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女人国伝奇 (春陽文庫 や 4-3)

女人国伝奇 (春陽文庫 や 4-3)

女人国伝奇 (春陽文庫 や 4-3)

作家
山田風太郎
出版社
春陽堂書店
発売日
2023-07-25
ISBN
9784394904533
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女人国伝奇 (春陽文庫 や 4-3) / 感想・レビュー

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ヨーイチ

山風だけど忍者は出てこない。比較的初期の吉原を舞台とした連作集。歴史上の人物と虚構のスターが共演するってパターンはこの頃から出来上がっていたらしい。山風センセのことだから、実在人物に関しては年代は律儀に守っている筈。実在組としては勝小吉、山田浅右衛門、大塩平八郎、鼠小僧次郎吉、相馬大作と中々豪華。非実在は所謂天保六花撰の河内山宗俊、片岡直次郎とか。勝小吉が居るってことはもう直ぐ明治な訳だけど、中身は退廃的な様式美の江戸文化そのもの。昭和の大衆文芸を堪能出来る。

2023/09/16

たけはる

遊郭本~とジャケ買い。山田風太郎作品は初めてでしたが、しっかりと土台がありながらもエンタメ的文章で読みやすく面白い。鼠小僧の話が一番切なくてやるせなかったな。(鼠小僧がいい奴っぽくてしんみりしましたが、そういえばそもそもの原因はコイツだった……という世知辛さも好き)

2023/09/11

栄吉

★★★☆☆ 松葉屋花魁、薫のプライド!山風先生のお話しは良いなぁ。

2024/01/31

getsuki

吉原を舞台にした短編集 あの人が?!をごく自然に物語に登場させるのが上手く、特に最後の「夜ざくら大名」のひっくり返し具合がいい意味で驚かされた

2023/08/23

あきのぶ

ありんす言葉は読みづらいと言うか、斜め読みが困難だね。

2023/08/02

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