念力レストラン
念力レストラン / 感想・レビュー
テーブルジョークの得意な寺
『念力家族』や月刊誌『サイゾー』の時事短歌で知られる笹公人のバラエティブック。この本も今年出た本のベストテンに入れたい一冊である。シャレの通じる相手なら、クリスマスプレゼントに贈っても良いと思う。カルロス・ゴーンや羽生結弦を詠んだ時事短歌やSF短歌あり(どれも見事)、偽の大学合格体験記あり、亡くなった和田誠や大林宣彦を偲びつつ、交友を綴ったエッセイもある。大林作品を短歌にしたものも掲載されており、表紙のイラストは大林監督の義理の息子さんの絵である。こういう徹底は良い意匠である。本として素晴らしい。お薦め。
2020/12/12
鱒子
図書館本 なんて面白い本なんだろう!ニヤニヤクスクスしたり、感心したり。楽しく読みました。オモシロ短歌が本書のメインですが、エッセイもパロディ小説も非常に面白い。著者の笹さんはセンスの塊ですねぇ。フォーッフォッフォッ
2020/11/18
けんとまん1007
脳味噌が揺すられる。面白い、笑う、ニンマリする・・・それでいて、深く考える。この切り口は、独特だと思うし、その立ち位置がどこにあるのかを探りたいと思った。距離感の置き方、さらに一歩考えるとかなんだろうか。ふと思ったのは、デザイン思考にも通じるのかもと。
2020/11/17
コンチャン
SNS上で見かけて手に取ってみました。穂村さんの帯文通りに取り上げる題材の面白さもあって、ユニークな短歌集だったと思います。
2022/10/03
ゆみ
再読。
2021/07/09
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