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アイドル歌会 公式歌集1

アイドル歌会 公式歌集1

アイドル歌会 公式歌集1

作家
俵万智
笹公人
吉田尚記
出版社
講談社
発売日
2022-09-12
ISBN
9784065286418
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アイドル歌会 公式歌集1 / 感想・レビュー

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スイ

「口紅をちょっぴり濃くしただけなのに男ができたと容疑がかかる 巫まろ」 面白かった! 言葉通り、アイドルが歌を詠み合う歌会を書籍化したもの。 キラキラしたところも、ゾッとするようなひずみも、さらりと詠まれている。 後半はイベントで、アイドルが発表した上の句あるいは下の句に、Twitterでファンが投稿した付け句から選んだものが掲載されていたのだけど、お題がアイドルの立場からと明示されているように思えるものでもファンたちはファン=自分の主観なのを崩さないように感じられたのが興味深い。

2023/12/04

みじんこ

アイドルならではのセンスを感じる短歌が多く生まれており、特に鹿目さん、寺嶋さん、巫さんは独自性がある。作品群に対しての俵さんのコメントはさすが的確だと思わされる。読む人によって作者の意図とは別の視点からの解釈が生まれる場合もあり、そこもまた興味深い。個人的には真山さんの「年齢とスカート丈が反比例わたしの青春測り切れない」の年齢は関係ないというアイドルとしてのスピリットを感じる点、律月さんの「もし君が繋いだ手から僕の寿命吸い取っていてもそれでもいいよ」のアイドルとしての寿命も踏まえている点がお気に入り。

2022/09/25

たいこ

アイドルの方々皆センスある。「今日もまた私を救ったことなんてなんにも知らない待ち受けのきみ」寺嶋由芙、「もし君が繋いだ手から僕の寿命吸い取っていてもそれでもいいよ」律月ひかる、「たくさんの愛をもらった日々を終え一つの愛じゃ不安になる夜」巫まろ、が特に気に入った。

2023/02/23

おはぎ

隠れた名歌もあり、興味深い。選者は明言こそしないけれど、寺嶋さんがどう考えても頭ひとつ抜けていると思う。かなりうまい。

2024/02/24

コウママ

アイドルが短歌を詠む会。こんなイベントあるんですね。ステキだなと思う短歌があったりとにかくキラキラしてて良かった。

2022/11/15

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